スキル不要で稼ぎまくれる“穴場ビジネス”の意外なカラクリを人気起業家が激白…スモビジ初心者がいきなり「月収1,000万円」になったワケ

特別なスキルも経験もない自分にスモールビジネスや副業なんて無理だ――。多くの会社員や主婦が抱えるそんな思い込みに対し、連続起業家のビジネスハックラボ氏(@hacklab1031)は「今の時代はスキルなし、コネなし、アイデアなしの“普通の人”こそ、スモビジで稼ぎまくれるチャンスだ」と断言する。
大学在学中に起業して会社売却を果たし、その後もITスタートアップなど数々の事業を手がけてきた同氏に、ゼロから副業で「月10万円」を稼ぐための思考法と実践術を徹底解説していただいた。全5回の第5回。
※この記事は、みんかぶプレミアム連載「副業・スモビジで億り人に――令和の“稼ぎ方”新常識」の一部です。
目次
究極の“他力本願ビジネス”でなぜかお金が生まれるカラクリ
初心者でも始められる3つ目の事業は、コミュニティビジネスです。これは、あなた自身が専門家でなくても、同じ興味や課題を持つ人を「集める」ことで価値を生み出すビジネスモデルになります。
私が以前、参加したコミュニティに「人事担当者向けコミュニティ」というものがありました。しかし驚くべきことに、その運営者は人事の経験がまったくない方でした。
人事経験のない彼は、一体どうやってそのコミュニティを運営していたのでしょうか?
彼はまずSNSのDMなどを通じて、私のような人事・採用に関わる人たちに「人事担当者同士で情報交換できるコミュニティを作りませんか?」と声をかけていきました。
そしてコミュニティ内では、参加者である人事担当者たちが「良い人材をどうやって採用しているか?」「どの転職媒体が効果的か?」といった課題について、自発的にディスカッションしたり、教え合ったりできるようなグループコミュニケーションのスペースや機会を提供していたのです。
月10万円稼げる「スキル不要ビジネス」の収益構造
では、コミュニティビジネスではどうやって収益を上げるのでしょうか?
このコミュニティでは、人事担当者にアプローチしたい企業(たとえば、福利厚生サービスを提供している会社など)をスポンサーとして募り、そこから広告収入を得ていました。他にも、月額会費制にしたり、コミュニティ内で有料イベントを開催したりといったマネタイズ方法も考えられます。
ここでも重要なのは、「自分が専門家である必要はない」ということです。共通のテーマで人を集め、その「場」を管理する能力さえあれば、ビジネスとして成立させることが可能なのです。
なぜ99%の人は「最初の1円」を稼ぐ前に消えていくのか
ここまで、スモールビジネスの始め方について具体的な方法論をお伝えしてきました。しかし、どんなに優れた知識やノウハウを学んでも、多くの人が「最初の売上を作る(0→1)」というハードルを越えられずに挫折していきます。
その壁を乗り越えるために必要なものとは何なのでしょうか?
小手先のテクニックでしょうか? それとも画期的なアイデアでしょうか?
いいえ、違います。
私が数多くの起業家を見てきて、そして自分自身が何度も壁にぶつかる中でたどり着いた結論は、非常にシンプルです。
それは、「いかに継続できるか」。
結局、すべてはここに集約されます。
能力が低いからうまくいかないのではありません。
「これを試したけどダメだった。もうこの事業は無理だ」と、すぐに見切りをつけて諦めてしまう。そして、また新しいことに手を出しては、すぐに諦める。このサイクルを繰り返しているから、いつまで経っても成果が出ないのです。
副業スモビジの成功者と挫折者を分ける“たった1つの習慣”
では、どうすれば継続できるのか。最初の売上を達成できるのか。