普通のサラリーマンでも狙える“勝ち組”マンションはここだ…不動産エージェントが実名公開 資産性抜群のコスパ最強なエリアとは

首都圏のマンション価格高騰が止まらない。「今買って本当に損はないのか」という購入希望者の不安に対し、不動産エージェントのめちゃええジェント氏(@tonaia_gent)は、安易な「待ち」の姿勢は、優良物件が永遠に手の届かない存在になるリスクをはらむと警鐘を鳴らす。
業界経験豊富な同氏に、資産価値が上がるエリアや物件の見極め方から、意外な割安物件の見つけ方、さらにはおすすめのマンションの実名まで、具体的なノウハウをたっぷりと伺った。全4回の第4回。
※この記事は、みんかぶプレミアム連載「マンション・住まいで稼ぐ――シン富裕層への黄金ルート」の一部です。
目次
あなたの年収で買える“勝ち組”マンションはここだ プロが実名公開
それではここからは、これまでの話を総括し、世帯年収別に具体的なおすすめエリアとマンション名をご紹介します。
なお以下の内容は、「2人世帯・55〜60平米程度・年収の約8倍の住宅ローンを組む」という前提でのシミュレーションです。金利や個人の状況によって借入可能額は変動しますので、あくまで目安としてお考えください。また、市況は常に変動しており、記載の価格で必ず購入できることを保証するものではありません。
【世帯年収800万円】今ならまだ間に合う “未来の豊洲”で優良マンションを確保せよ
まずは、世帯年収800万円(物件価格6,500万円程度)のケース。この価格帯では、都心へのアクセスが良く、将来性のあるエリアを狙っていきたいところです。
おすすめのエリアは、東陽町や、豊洲の北部(枝川・塩浜など)。東西線の東陽町は都心へのアクセスが良好で、生活利便施設も整っています。また、豊洲の北東部に位置する枝川・塩浜エリアは、前述の有楽町線延伸計画で新駅ができる可能性があり、将来的な資産価値向上が期待できるエリアです。
具体的なマンションとしては、パークホームズ東陽町やシティテラス東陽町など、メジャーセブンと呼ばれる大手デベロッパーのブランドマンションは、やはり安心感があります。
【世帯年収1,000万円】湾岸タワマンも射程圏内に 狙い目エリア&マンションとは
次は、世帯年収1,000万円(物件価格8,000万円程度)のケース。8,000万円の予算が見えてくると、湾岸人気エリアの入り口に手が届き始めます。
おすすめエリアとしては、東雲などが挙げられます。豊洲の隣に位置し、大規模なタワーマンションが立ち並ぶエリアです。イオンがあるなど生活利便性も高く、価格も豊洲に比べればまだ手が届きやすい水準です。
プラウドシティ東雲キャナルマークスなどはおすすめの物件です。また少しエリアは変わりますが、晴海エリアも「ザ・晴海レジデンス」などこの価格帯で狙えそうな物件がちらほらあります。