「チャンスは必ず来る!」資産2億円投資家が注目する厳選銘柄と「避けるべきセクター」を公開

本稿で紹介している個別銘柄:リズム(7769)、レントラックス(6045)、住友化学(4005)、オリオンビール(409A)
バーテンダー、予備校講師、サラリーマンと多彩な職歴を歩むかたわら、IPO(新規公開株)で瞬く間に2億円近くまでの資産を形成したjack(@jackjack2010)さん。
高市早苗首相が女性初のトップリーダーとして期待を集める中、マーケットは「高市トレード」と呼ばれる反応を見せている。年末にかけて上昇を続ける株価は一体どこまで上っていくのか。
今回は、jackさんが注目しているセクター、銘柄を率直に伺った。
目次
2025年後半戦の「避けるべきセクター」
ーーまず、2025年後半の投資方針として日本株と米国株のどちらが良いとお考えですか?
実際のところ、どちらがいいという二者択一ではないでしょう。ただ、私が出演しているメディアの視聴者さんや読者さんの関係で考えると、日本株投資をしている人の方が圧倒的に多いですし、私自身も日本株のほうが馴染みがあります。日本にいると日本株の情報も多いですし、使える手法も多いですからね。
それでもS&P500で何千万円も稼いだ人はいますし、エヌビディア株で爆発的に稼いだ人もいるのは事実なので、米国株にもチャンスはたくさんあります。
2年前くらいと比較するとも円安トレンドになっていたので為替とのダブルで利益を取っていくなんてこともできましたが、ここからドル円が200円とかになるのは考えにくいでしょう。今後はまた逆張りとして円高になってくれば米国株投資のチャンスが増えてくると思います。
ーーそれでは2025年の後半に向けて、注目されているセクターや避けるべきセクターについてはいかがでしょうか。
特定のセクターを狙う投資スタンスではないので、セクター単位で優劣を語るのは難しいですね。これまでと同様にIPOやTOBといったイベント投資が基本線なので、セクターに関係なくチャンスがあれば狙っていきます。
ただ、ジャンル的に見るとAIや暗号資産関連はまだ伸びしろがありそうです。関連銘柄の中でPERが1倍を割り込んでいるような銘柄は、上場を維持するために何か施策を打って来る可能性があるので、そのあたりは注目かもしれません。
ーー避けるべきセクターについては、いかがですか。
こういうことを言うと怒られるかもしれませんが、名証や地方の取引所は元気がないように見えます。注目度が低いのは仕方ないと思いますが。
逆に、注目度が低いせいで出遅れているだけの銘柄、初めて優待を設ける銘柄などについては投資のチャンスがありそうです。