世帯年収600万円でも「大手町まで直通19分」の築浅分譲マンションが手に入る衝撃…北綾瀬が「住みたい街」へと変貌した本当の理由
東京都内のマンション価格高騰が止まらない。新築価格は億超えも珍しくなく、一般的なサラリーマンにとって23区内でのマイホーム購入は、もはや届かぬ夢となりつつある。だが「諦めるのはまだ早い」と力強く語るのが、マンションインフルエンサーの綾瀬・北綾瀬マンション氏(@ayasekitaayase)だ。同氏によれば、足立区の「綾瀬・北綾瀬」エリアこそが、普通の会社員にとって利便性と資産性を兼ね備えた“23区最後の楽園”であるという。
本稿では、多くの人が抱く「足立区への先入観」を覆す住環境の真実と、資産価値を維持するための「逆転のマンション購入術」を同氏が解き明かす。なぜ今、このエリアが狙い目なのか。話題の「50年ローン」をどう活用すべきか。狂乱の相場でも堅実な資産形成を目指すための、現実的な戦略の全貌をお届けする。全8回の第5回。
※この記事は、みんかぶプレミアム連載「マンション・住まいで稼ぐ――シン富裕層への黄金ルート」の一部です。
目次
普通のサラリーマンが築浅・広々の家を持てる、23区最後のフロンティア
さて、マンション購入の総論はここまでにして、いよいよ綾瀬・北綾瀬エリアの具体的な魅力についてお話ししていきたいと思います。
このエリアが持つ最大の強みを、もし一言で表現するならば、それは「日々の暮らしに不可欠な利便性の高さに比して、マンションの価格が圧倒的に安い」という、他の追随を許さない卓越したコストパフォーマンスに集約されます。
都心のビジネス街へダイレクトに繋がる始発駅でありながら、大手町駅までの所要時間は最短でわずか19分。それほどの交通利便性を享受できるにもかかわらず、世帯年収が600万円台のご家庭でも、家族で暮らせる広さを持つ、築年数の浅い中古マンションを十分に射程圏内に捉えることができる。このような条件を兼ね備えたエリアは、広大な東京23区内を探しても、おそらく他には存在しないだろうと、私は自負しています。
大手町まで直通19分 世帯年収600万円でも叶う理想の東京ライフ
綾瀬駅と北綾瀬駅は、いずれも首都圏交通網の大動脈の一つである東京メトロ千代田線の始発駅という、非常に大きなアドバンテージを持っています。具体的には、朝の通勤ラッシュがピークを迎える時間帯に、綾瀬駅からは7時台に2本、8時台には実に8本もの代々木上原方面行きの始発電車が設定されており、北綾瀬駅からも7時台に6本、8時台に3本の始発電車が出ています。
これが何を意味するか。それは、あの苦痛に満ちた朝の満員電車とは無縁の、座って快適に通勤できる毎日が手に入るということです。大手町駅までの所要時間も、綾瀬駅からであれば最短19分、北綾瀬駅からでも最短24分と、物理的な距離も非常に近い。