「足立区は危険」は本当か…犯罪発生率のデータが示す意外な真実 元杉並区民も太鼓判を押す足立区の「治安の良さ」と超有望な資産ポテンシャル
東京都内のマンション価格高騰が止まらない。新築価格は億超えも珍しくなく、一般的なサラリーマンにとって23区内でのマイホーム購入は、もはや届かぬ夢となりつつある。だが「諦めるのはまだ早い」と力強く語るのが、マンションインフルエンサーの綾瀬・北綾瀬マンション氏(@ayasekitaayase)だ。同氏によれば、足立区の「綾瀬・北綾瀬」エリアこそが、普通の会社員にとって利便性と資産性を兼ね備えた“23区最後の楽園”であるという。
本稿では、多くの人が抱く「足立区への先入観」を覆す住環境の真実と、資産価値を維持するための「逆転のマンション購入術」を同氏が解き明かす。なぜ今、このエリアが狙い目なのか。話題の「50年ローン」をどう活用すべきか。狂乱の相場でも堅実な資産形成を目指すための、現実的な戦略の全貌をお届けする。全8回の第6回。
※この記事は、みんかぶプレミアム連載「マンション・住まいで稼ぐ――シン富裕層への黄金ルート」の一部です。
目次
教育環境で選ぶなら、いま「綾瀬」が熱い理由
ここまで北綾瀬エリアについて詳しく見てきましたが、一方の綾瀬エリアも、その進化の歩みを止めてはいません。2022年には綾瀬小学校、2024年には東綾瀬中学校が、それぞれ人工芝のグラウンドを備えた最新鋭の新校舎へと生まれ変わりました。
駅東口にそびえ立つタワーマンション「シティタワー綾瀬」の足元では、敷地と一体化した交通広場の整備が進み、バスやタクシーの乗り降りがよりスムーズになっています。このタワーの下層階、いわゆる「下駄ばき部分」にも、これから新たなテナントが入居し、街にさらなる活気をもたらすことでしょう。
綾瀬エリアの資産価値をさらに引き上げる再開発計画の全貌
そして、今後の綾瀬の未来を語る上で最も期待されるのが、綾瀬小学校の東隣に広がる、旧こども家庭支援センター等跡地の再開発プロジェクトです。この広大な敷地には、区民事務所や子育てサロン、休日診療所といった公共施設が集約されるだけでなく、文化活動の拠点となる多目的ホールや、民間の商業施設なども一体的に整備される計画が進行中です。
元々、綾瀬はイトーヨーカドーを中心とした活気ある商店街が充実しており、日常生活に不便を感じることはありませんでした。しかし、これらの再開発は、単なる利便性の向上に留まらず、街に文化的な「ゆとり」と新たな「賑わい」を生み出し、この街の価値をもう一段階上へと引き上げてくれるに違いありません。