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アラフォー会社員が「理想のタワマン」を手に入れた全戦略 数億円の資産を逃して痛感した“都心マンション”の強烈なメリットとは

 首都圏のマンション価格が歴史的な高騰を続けている。「もはや普通の会社員には手が出ない」「いつかバブルは弾ける」――そんな悲観論が漂う中、あくまで生活者の視点で冷静な分析を発信し続けるのが、Xで支持を集めるブリリアント氏(@PageTurner_and)だ。

 インフレが続く現代において、会社員はどのように物件を選べばいいのか。年収ごとに狙うべき「勝てるエリア」はどこか。残酷な市況を生き抜くための「マンション購入の全戦略」を、同氏に解き明かしていただいた。全5回の第1回。

※この記事は、みんかぶプレミアム連載「マンション・住まいで稼ぐ――シン富裕層への黄金ルート」の一部です。

目次

アラフォー会社員が「理想のタワマン」を手に入れた全戦略

 こんにちは。Xでマンションや不動産の情報を発信しているブリリアントと申します。

 最初に簡単に自己紹介をさせてください。私は40代の会社員です。妻と子どもがいるファミリー世帯で、数年前に現在の住まいであるタワーマンションを購入しました。

 世の中には様々な不動産の専門家がいらっしゃいますが、私自身はあくまで一人の会社員であり、生活者です。だからこそ、私が情報発信をする上で常に意識しているのは、同じような境遇にある「ファミリー世帯の目線」です。

 なので今日も、これから家族との暮らしを築いていく方々に向けて、机上の空論ではない、地に足のついた実践的なお話ができればと考えています。薦める街に関しては公園や公共施設までの距離、日々の買い物の利便性、そして何より家族が安心して暮らせる街かどうかを考慮していますし、家族の今後の生活を守るために、資産性の観点も欠かせません。こうした視点は、ファミリー世帯ならではの切実なものです。

1億円が今や4億円に…マンション「買わない」を選んだ代償

 実は私には、今でも胸に突き刺さっている大きな後悔があります。それは、30代の頃にマンションを買わなかったことです。当時、たとえば「パークコート千代田富士見ザ タワー」などといった、今思えば垂涎ものの新築マンションが次々と供給されていました。3LDKが1億円ちょっとで買えたそれらの物件は、今や4億以上という、もはや庶民には手が届かない価格になっています。

 特に「パークコート文京小石川 ザ タワー」のモデルルームには、私は購入を検討して3回も足を運びました。当時は今と違ってモデルルームの予約が争奪戦になることもなく、「聞きたいことがあるんで行きます」といえば、気軽に話を聞きに行けた時代だったんです。しかし、結局「子どもを作るかどうかなど人生のプランがまだ固まっていない」「1億円超の借金は怖い」といった漠然とした不安から、購入に踏み切ることができませんでした。

数億円の資産を逃して痛感した“都心マンション”の強烈なメリット

 当時の心境を思い出すと、「1億円って、これで一生が決まってしまうような数字じゃないか」という、根拠のない恐怖に支配されていたのです。不動産は一度買ったら動けない「終の棲家」という古い価値観に縛られ、今の都心マンションが持つ高い流動性、つまり「いざとなれば売ったり貸したりできる金融資産に近い側面」をまったく理解していませんでした。当時の私には、不動産に関する知識、いわゆるマネーリテラシーが決定的に欠けていたのです。

 結果として、ただただ「1億円の借金」という言葉の響きに怯え、人生を変えるほどの大きなチャンスを自ら手放してしまいました。もしあのとき、勇気を出して一歩踏み出していれば、今頃は含み益だけで数億円の資産を築けていたはずです。

 この痛恨の後悔があるからこそ、私は今のマンション市況を冷静に分析し、これから家を買おうとしている方々に、客観的で実践的な情報をお届けしたいと強く思っています。私の失敗談も、皆さんの成功への糧にしていただければ幸いです。

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この記事の著者
ブリリアント

40代会社員。妻と幼い娘がいる。コロナ時の金融緩和をみてインフレが来ると考え都内でタワーマンションを購入。不動産市況や魅力的なマンションについての情報をX上で発信。

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