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マンション専門家が注目する「都心に近いのに割安なエリア」の正体 資産価値上昇の波にタダ乗りする“究極のマンション選び”とは

 首都圏のマンション価格が歴史的な高騰を続けている。「もはや普通の会社員には手が出ない」「いつかバブルは弾ける」――そんな悲観論が漂う中、あくまで生活者の視点で冷静な分析を発信し続けるのが、Xで支持を集めるブリリアント氏(@PageTurner_and)だ。

 インフレが続く現代において、会社員はどのように物件を選べばいいのか。年収ごとに狙うべき「勝てるエリア」はどこか。残酷な市況を生き抜くための「マンション購入の全戦略」を、同氏に解き明かしていただいた。全5回の第3回。

※この記事は、みんかぶプレミアム連載「マンション・住まいで稼ぐ――シン富裕層への黄金ルート」の一部です。

目次

住宅ローンは資産を築くための「最強の武器」だ

 マンション購入の出口戦略を考えるときに重要なのは、絶対に「残債割れ」しないことです。残債割れとは、売却価格がローン残高を下回ってしまう最悪の状態を指します。たとえば、ローンが9,000万円残っているのに、仲介手数料などの諸費用を差し引いた手取りが8,000万円にしかならなければ、家を手放した上に1,000万円の借金だけが残ってしまいます。これだけは避けなければなりません。

 逆に、ローン残高が9,000万円のときに1億円+諸費用で売れれば、1,000万円の利益が出ます。つまり、資産性の高い(値下がりしにくい、あるいは値上がりする)物件を選び、残債割れのリスクをコントロールできれば、住宅ローンは決して怖いものではなく、むしろ低金利で大きなお金を借りて資産を築くことができる、現代における強力なレバレッジツールになると言えるのです。

「マンションで資産形成」はまだ可能なのか プロの答え

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この記事の著者
ブリリアント

40代会社員。妻と幼い娘がいる。コロナ時の金融緩和をみてインフレが来ると考え都内でタワーマンションを購入。不動産市況や魅力的なマンションについての情報をX上で発信。

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