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東京23区にこだわる人が見逃している「ピンポイントで輝く資産性抜群エリア」の見抜き方 中古マンション“過去の安値”に囚われる人の悲惨な末路とは

 首都圏のマンション価格が歴史的な高騰を続けている。「もはや普通の会社員には手が出ない」「いつかバブルは弾ける」――そんな悲観論が漂う中、あくまで生活者の視点で冷静な分析を発信し続けるのが、Xで支持を集めるブリリアント氏(@PageTurner_and)だ。

 インフレが続く現代において、会社員はどのように物件を選べばいいのか。年収ごとに狙うべき「勝てるエリア」はどこか。残酷な市況を生き抜くための「マンション購入の全戦略」を、同氏に解き明かしていただいた。全5回の第4回。

※この記事は、みんかぶプレミアム連載「マンション・住まいで稼ぐ――シン富裕層への黄金ルート」の一部です。

目次

行政の本気が生んだ「ピンポイントで輝く街」の選び方

 予算の都合上、23区内でも少し都心から離れたエリアを検討することもあるでしょう。その際に迷うのが、「23区内にこだわって、住みたいとは思えない街を選ぶべきか、それとも郊外で資産性の観点から優れている都市をピンポイントで選ぶべきか」という問題です。

 これについては、私は個人的には後者をお勧めします。23区にこだわって駅を選ぶよりは、武蔵小杉や流山おおたかの森、幕張、浦和などといった、ピンポイントで輝いている都外の都市のほうが、将来的な資産性も暮らしの満足度も高い可能性があるのではないでしょうか。通勤時間を妥協できるのであれば、いわゆる「郊外」と言われる街でも、こうした「行政が力を入れて街づくりをしているエリア」は非常に魅力的です。

中古マンションの築年数 どこまで許容してもOKなのか

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