「初期費用ゼロ」で固定ファンを作るスモビジ集客の黄金ルートを注目起業家が伝授 “顧客層をズラす”だけで「後発でも独り勝ちできる」ワケ
会社員としての給料だけに頼る生き方に不安を感じ、個人の力で稼ぐ「副業」に活路を見出そうとする人は後を絶たない。だが、特別なスキルや才能がないと諦めてはいないだろうか。そんな常識に対し、「ビジネスの勝敗は才能ではなく『構造』で決まる」と断言するのが、数多の事業失敗を経て勝ち筋を体系化したスモールビジネス起業家のただこ氏だ。
本稿では、同氏が泥臭い実体験から導き出した「個人がゼロから月10万円を稼ぐスモビジ構築術」の全貌を公開。単発労働の「狩猟型」から脱却し、安定した「農耕型」の収益基盤を築くための具体的な事業アイデアとは何か。冷徹な分析と戦略で市場を生き抜く、現実的なロードマップを語っていただいた。全5回の第3回。
※この記事は、みんかぶプレミアム連載「副業・スモビジで億り人に――令和の“稼ぎ方”新常識」の一部です。
目次
キャッシュフロー重視のスモビジ「短期決戦」生存戦略
この2つの軸を踏まえた上で、初心者が事業を選ぶ際に考慮すべきポイントがいくつかあります。まず、「3ヶ月以内に黒字化できるか」というスピード感です。資金力のない個人にとって、キャッシュフローは命綱です。半年も1年も利益が出ない状態に耐えられるメンタルと貯金を持っている人は稀です。まずは小さくてもいいから、すぐに現金が入ってくるモデルを選ぶべきです。
次に、「自分の熱量が続くか」という点です。これが意外と盲点です。「儲かるから」という理由だけで始めた事業は、壁にぶつかったときに踏ん張りが効きません。
人を「数字」としか見れないビジネスの末路
私自身の失敗談をお話ししましょう。かつて私は、人材紹介やアドアフィリエイトといった事業を手掛けていました。確かに儲かりました。しかし、人をただの数字として扱い、右から左へ流していくような感覚、いわば「人身売買感」に耐えられなくなってしまったのです。
朝起きるのが辛くなり、パソコンを開くのが嫌になる。そうなると、当然パフォーマンスも落ち、事業は失速します。いくら構造的に優れていても、自分が生理的に受け付けないことや、全く興味を持てないことを続けるのは不可能です。自分がその作業をすることに苦痛を感じないか、あるいは「好き」や「得意」の要素が少しでもあるか。この「熱量の持続性」は、長期戦を戦う上で非常に重要な要素となります。