「ひとりEC」で年商1億円…個人が物販で稼ぐための“教科書”を独占公開 ネットショップ運営で脱サラして自由に生きる全ノウハウをベストセラー経営者が解説
「ECビジネスで成功するには、多額の資金や組織力が必要だ」――そんな常識を軽やかに覆し、たった一人で累計売上10億円という驚異的な実績を築き上げた人物がいる。「ミウラタクヤ商店」を運営する三浦卓也氏(@miuratakuya_hac)だ。同氏は、テクノロジーが進化した今こそ、個人が大手企業の間隙を縫って圧勝できる絶好の機会だと語る。
本稿では、組織の理不尽な調整やしがらみから解放され、人生の主導権を取り戻すための「ひとりEC」戦略を同氏が徹底解説。AIや物流システムによる「業務の完全自動化」から、30代・40代の社会人経験こそが武器になる「泥臭いファン作り」の極意まで、未経験者がゼロから“年商1億円”を目指すためのロードマップを余すところなく語っていただいた。全6回の第1回。
※この記事は、みんかぶプレミアム連載「副業・スモビジで億り人に――令和の“稼ぎ方”新常識」の一部です。
目次
「ひとりEC」で年商1億円 個人が物販で稼ぐための“教科書”を独占公開
こんにちは、三浦卓也と申します。
僕は今、「ミウラタクヤ商店」という名前のネットショップを運営しています。主にプロテインやサプリメントといった健康食品を開発して、それをお客さんに直接販売するという、いわゆるD2C(Direct to Consumer)のスタイルで商売をしています。
「商店」と名乗っていますが、実はこの会社、基本的に僕ひとりで回しているんです。一応、法人化はしているんですが、従業員を雇って組織で動くというよりは、僕個人がすべての責任を持って運営している、いわゆる「ひとり社長」の会社ですね。
おかげさまで、ひとりで運営していながら、年間の売上(年商)は1億円を7期連続で達成することができました。法人としても10年目を迎え、これまでの10年間の累計売上は10億円に到達しました。
累計売上10億円の「ひとりEC社長」が明かす、失敗から掴んだEC成功の全思考
こうして数字だけ言うと「すごいですね」と言われることもあるんですが、最初から順風満帆だったわけではありません。むしろ、最初は本当に手探りでした。だからこそ、その過程で得た「ひとりでもECはできるんだ」という実感や、独自のノウハウには自信を持っています。
最近では、僕自身の経験をまとめた『ひとりEC』という本を出させてもらったり、僕と同じようにひとりでネットショップをやりたい人、あるいは既にやっているけれど壁にぶつかっている人たちに向けて、情報発信をしたりしています。オンラインサロンもやっているんですが、そこでは日々、個人がどうやってこのECという戦場で戦っていくか、かなりリアルな話をしています。
今回は、そんな僕がこれまでの経験から学んだ「個人がECで成功するための考え方」や「具体的なやり方」について、包み隠さず全部お話ししようと思います。これからECを始めたい人、あるいは今まさに悩んでいる人のヒントになれば嬉しいです。
僕が「ひとりEC」という働き方を選んだ理由
そもそも、なぜ僕がひとりでECをやり始めたのか、そのきっかけからお話ししますね。
僕が社会人になったのは2007年です。新卒で入った会社は、当時盛り上がり始めていたインターネット広告の会社でした。そこで僕は、インターネット広告を売る営業や運用の仕事をしていました。クライアントは本当に様々で、名前も聞いたことがないような小さな会社さんから、誰もが知る大企業まで担当させてもらいました。そこで「ネットで物を売るための広告」の基礎を叩き込まれた気がします。
その後、転職を経て、ある転機が訪れます。当時の社長と僕の二人だけで、新しく「物販の会社」を立ち上げることになったんです。
「名もなき個人」でもECで勝つことは可能だ
その会社で仕事をしていた時、取引先には「楽天市場」に出店している店舗さんがたくさんいました。そこで僕は衝撃的な光景を目にします。ものすごく小さな規模、それこそ家族経営や個人でやっているような人たちが、楽天という巨大なモールの中で、しっかりと商品を売り、利益を出し、商売として成り立たせている。
それまで僕は「ビジネス=大きな組織でやるもの」という漠然としたイメージを持っていたんですが、彼らの姿を見て「あ、こんなに小さい規模でもECってできるんだ」「これなら、自分でもできるかもしれない」と直感したんです。それが、僕が自分のEC事業を立ち上げようと決意した瞬間でした。