ネットショップ運営で“月10万円以上”を稼ぐための「商材選び」3つの鉄則とは…30代・40代の社会人が「ひとりEC」副業で圧勝できる理由
「ECビジネスで成功するには、多額の資金や組織力が必要だ」――そんな常識を軽やかに覆し、たった一人で累計売上10億円という驚異的な実績を築き上げた人物がいる。「ミウラタクヤ商店」を運営する三浦卓也氏(@miuratakuya_hac)だ。同氏は、テクノロジーが進化した今こそ、個人が大手企業の間隙を縫って圧勝できる絶好の機会だと語る。
本稿では、組織の理不尽な調整やしがらみから解放され、人生の主導権を取り戻すための「ひとりEC」戦略を同氏が徹底解説。AIや物流システムによる「業務の完全自動化」から、30代・40代の社会人経験こそが武器になる「泥臭いファン作り」の極意まで、未経験者がゼロから“年商1億円”を目指すためのロードマップを余すところなく語っていただいた。全6回の第3回。
※この記事は、みんかぶプレミアム連載「副業・スモビジで億り人に――令和の“稼ぎ方”新常識」の一部です。
目次
30代・40代の社会人が「ひとりEC」で圧勝できる理由
年齢のこともよく気にされる方がいますが、30代だろうが40代だろうが、全く関係ありません。むしろ、社会人経験がある方のほうが有利な場合もあります。
ECは、Webサービスやアプリ開発のようなキラキラしたビジネスに比べると、正直「泥臭い」商売です。基本は「物を売る」ことですから。
だから、営業経験がある人や、リアルな店舗で販売員をしたことがある人は強いです。「どうやって商品をおすすめすればお客さんが喜ぶか」「どんな言葉をかければ買いたくなるか」という、商売の勘所みたいなものが分かっているからです。
逆に、どれだけデザインのセンスが良くて、かっこいいサイトを作れたとしても、この「コミュニケーションの本質」が分かっていないと、商品は売れません。見た目がきれいなだけのサイトより、ちょっと泥臭くても、店主の熱意が伝わってくるサイトのほうが売れる。それがECの面白いところであり、リアルな商売と同じところですね。
デジタル全盛の時代に、あえて「形あるモノ」を売る意味
最近は、noteやBrainのような「情報商材」や「デジタルコンテンツ」を売るビジネスも流行っていますよね。在庫を持たなくていいし、利益率も高いので、ビジネスモデルとしては非常に優秀です。
それに比べて、僕がやっているような「有形商材(形あるモノ)」を扱うビジネスは、在庫リスクもあるし、送料もかかるし、利益率もデジタルに比べれば低いです。
「じゃあ、なんでわざわざ大変な物販をやるの?」と思われるかもしれません。
でも、僕は「モノ」を売ることには、デジタルにはない絶対的な価値があると思っています。
デジタルコンテンツは、購入しても画面の中で完結しますよね。便利ですが、どうしても体験としては「二次元」です。
一方で、物販は「実物」がお客さんの手元に届きます。段ボールを開ける時のワクワク感、商品を手に取った時の重みや質感、実際に使ってみた時の感動。こういう「五感に訴える体験」を提供できるのは、物販ならではの強みです。
デジタルネイティブの心に響くのは「実物」の温度だ
特にこれからの時代、若い世代を中心に「共感」で人が集まり、コミュニティを作る動きが加速しています。いわゆる「推し活」なんかもそうですよね。
そのコミュニティの中で、みんなをつなぐ共通のアイテムとして、やっぱり「実物」は強いんです。
例えば、好きなアイドルのデジタル画像を持っているのと、ライブ会場でみんなでお揃いのタオルやうちわを持っているのとでは、一体感が全然違いますよね。「同じものを持っている」という事実が、ファン同士の絆を強くするんです。
そういう意味で、デジタルネイティブな若い世代にとっても、手触りのある「モノ」を通じたコミュニケーションというのは、逆に新鮮で、価値のあるものとして受け入れられていくんじゃないかと思っています。
「儲かりにくいけど、めちゃくちゃ価値がある活動」。僕はECをそう捉えていますし、だからこそ10年間、飽きずに続けてこられたんだと思います。