普通の会社員でも「タワマン」で資産形成できる超実践的ノウハウを公開 インフレ時代にタワーマンション購入が最強の資産防衛策になる理由とは
「もう高すぎて買えない」――。都心不動産価格の歴史的な高騰を前に、多くの人がマンション購入を諦めかけている。しかし、現役会社員として都内でタワーマンションを3度購入した経験を持つポメ(マンション好きの超窓際族)氏(@Pome_RealEstate)は、「インフレが進む今こそ、不動産という現物を持つ意味はかつてなく大きい」と説く。重要なのは、会社員の特権である「与信(信用力)」を最大限に活用し、戦略的に「借金」をすることだという。
本稿では、頭金不要のフルローンでレバレッジを効かせる「最強の資産形成術」を同氏が徹底解説。資産価値を維持しつつ購入価格を抑えるための「賢い妥協点」や、世帯年収別に狙うべき「穴場エリア」の実名まで、きれいごと抜きの実践的ノウハウを語っていただいた。全5回の第1回。
※この記事は、みんかぶプレミアム連載「マンション・住まいで稼ぐ――シン富裕層への黄金ルート」の一部です。
目次
「会社員×タワマン購入」のリアル 住みながら資産形成する超実践的ノウハウを公開
みなさん、こんにちは。ポメ(マンション好きの超窓際族)と申します。
普段はXなどで、都心のマンション市況や資産形成について発信しています。今回は、「これから賢くマンションを買いたい」「マンションを使って資産を増やしたい」と本気で考えている方に向けて、私の経験と知識をできるだけ具体的にお話ししたいと思います。
私は現在、会社員として働きながら、東京都内でタワーマンションに住んでいます。2017年に初めて東京23区内でタワーマンションを買ってから、これまでに3回の購入と1回の売却を経験しました。今は自分が住むための家と、1部屋を賃貸に出して運用している平凡なサラリーマンです。
インフレ時代における「自宅」の位置づけの変化
最近の不動産の価格は本当に高くなりました。「もう高すぎて買えない」という声もよく聞きます。確かに、数年前と比べると信じられないような価格になっています。でも、だからといって諦めるのはまだ早いです。正しい知識を持って、きちんとした戦略を立てれば、今の市場でも良い物件を買うことはできますし、資産を築くことも可能です。むしろ、物価が上がってお金の価値が下がっていくインフレの時代だからこそ、不動産という「現物」を持つ意味はこれまで以上に大きくなっていると私は思っています。
今回は、私のマンション購入における考え方について、いくつかの要素に分解しながら解説してみようかと思っています。これから家を買おうとしている人、資産形成に悩んでいる人にとって、少しでも役に立つ内容になれば嬉しいです。長くなりますが、ぜひ最後まで読んでみてください。
自宅マンション購入は「消費」から「投資」へ
近年、東京のマンション価格は右肩上がりで推移しています。ニュースや不動産ポータルサイトでは「平均価格の上昇」が繰り返し取り上げられ、マンション市場全体が大きく値上がりしているように映ります。実際、ここ数年のデータを平均的に見ると、マンション価格は年間8〜12%前後の上昇率が続いている状況です。
そんな中、「住みながら投資」という概念が生まれてきました。値上がりが見込める物件を住宅ローンを組んで自宅として住みながら、一定期間住んだ後に売却し、売却益を得ながら次の物件に住みかえていくというものです。自宅売却の場合、売却益のうち3000万円までは非課税になる等、税制的にも有利となっていることもあり、効率的に運用でき、かつ不動産投資のような空室リスクもないということで徐々に広がりを見せてきました。
そのような状況から、現在マンション購入を検討される方の多くは、単純に実需として家族で住むために消費するための自宅という位置づけではなく、数年後の売却時に利益を出すという投資的側面も念頭においた半実半投目線の方が大変に多くなってきているのが現状です。
一方で全てのマンションで一律で同じように上昇しているわけではなく、郊外、駅遠、小規模、築古物件についてはそこまで価格上昇していない物件もあり、一部の都心、築浅、駅近、大規模、タワーの物件であればあるほど上昇率が大きくなっています。その様子はまるで株価指数採用銘柄には継続的な投資資金が流れることで時価総額が上がり続け、そうでない銘柄には逆に資金流入が細ることで株価が低迷している様子を映している事象と重なるようにも見えます。投資目線も入れながら物件選定をする上では、検討者や投資マネーが絶えず買い手となるような直近のトレンドに沿った物件を選定していくことが重要になってきます。