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見栄を捨てて「低層階」を狙い撃つ賢いタワマン購入術の全貌 不動産マネーが港区から「郊外のランドマーク」へ大移動する理由

「もう高すぎて買えない」――。都心不動産価格の歴史的な高騰を前に、多くの人がマンション購入を諦めかけている。しかし、現役会社員として都内でタワーマンションを3度購入した経験を持つポメ(マンション好きの超窓際族)氏(@Pome_RealEstate)は、「インフレが進む今こそ、不動産という現物を持つ意味はかつてなく大きい」と説く。重要なのは、会社員の特権である「信用力」を最大限に活用し、戦略的に「借金」をすることだという。

 本稿では、頭金不要のフルローンでレバレッジを効かせる「最強の資産形成術」を同氏が徹底解説。資産価値を維持しつつ購入価格を抑えるための「賢い妥協点」や、世帯年収別に狙うべき「穴場エリア」の実名まで、きれいごと抜きの実践的ノウハウを語っていただいた。全5回の第4回。

※この記事は、みんかぶプレミアム連載「マンション・住まいで稼ぐ――シン富裕層への黄金ルート」の一部です。

目次

階数と眺望を妥協してでも良い物件を買う

 次に妥協してもいいのは、「階数」と「眺望」です。タワーマンションでは階数が高いほど価格が高く、低層になるほど価格は安い傾向にあります。タワーマンションで低層だと買う意味がないと言われる人もいますが、物件固有の立地や共用部については階数に関係なく享受でき、周辺の低層マンションよりもタワーマンションの低層階の方が値上がり幅も大きいため、高層階で予算が届かない場合には、階数を妥協して低層階で買うというのは有力な選択肢になります。

 階数を落とした場合、できるだけ眺望が抜けている方が望ましいですが、眺望を妥協することでさらに価格を抑えて購入することが可能になります。しかしながら近年では眺望の価値が年々上がってきているように見えるため、あまりにも近距離のお見合いしている住戸の場合は、値上がり幅が限られる場合もあります。この辺りはリスク要因にはなるものの、相場より安く買える場合は検討してみるのもありだと思います。

売れる物件を買う

 ここまで、マンション選びの際に「妥協してもいいポイント」を解説しました。一方で、絶対に妥協してはいけないのが「立地」と「マンションブランド」です。

 予算が足りないからと言う理由だけで、都心部でもないのに駅からバスを使わないといけないような不便な場所にある物件や、管理状態が悪い物件、小規模で周辺物件との差別化要素がないような物件は避けた方が無難でしょう。

 また、初心者の方は安いという理由だけで全く無名ブランドや激安メゾネット住戸を購入するのも避けた方が良いと思います。こういった住戸は現在の価格上昇局面においても値上がり幅がブランドマンションと比べてかなり劣後しています。初心者がわざわざ見極めの難しい物件に手を出す必要はありません。

 マンションブランドというのは重要で分譲主が大手であるほど、価格は高く保たれているように見えます。これは大手の方が好立地で物件を仕込んでいる点や、建物においても共用部の作りこみや、外観も含めてデザイン性にこだわった物件が多く、パッと見て他物件との差別化になっている要素がありそうです。また何か不足の事態があった時にも大手の方がサポートが期待できるという安心感もあるかもしれません。

 現在、一部の人気エリアに偏って人口流入が続いていますが、全国的には人口減少局面のため、不人気なエリアで何の差別化要素もない物件を買ってしまうと、次の買い手がなかなか見つからないリスクが年々増していくことになります。そういった観点でも、以前の記事でも挙げた都心、築浅、駅近、大規模、タワー+ブランドマンションといったラベルが多いマンションを選ぶというのが、わかりやすい判断基準になります。

都心マンションはバブルなのか? 

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