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高市相場の本命は「半導体・防衛」だけではない・・・著名投資家があえて「建設株」を買い増す理由

松本侑
(c) AdobeStock

本稿で紹介している個別銘柄:東京エレクトロン(8035)、アドバンテスト(6857)、鹿島建設(1812)、レノバ(9519)、FFRIセキュリティ(3692)、三菱HCキャピタル(8593)、日経平均高配当株50指数連動型ETF(1489)

 高市早苗政権が誕生し、米国のトランプ大統領が再選した2025年。相場も荒れに荒れた。2026年も米国のベネズエラ攻撃や高市首相による「冒頭解散」などの影響でマーケットは急展開を見せている。

 発言ひとつで株価が跳ねるたび、「結局、何を信じればいいのか」と迷った投資家も多かったはずだ。

 そんな中でも、短期の材料に振り回されず、ファンダメンタルズ分析で資産1億円を突破したのが『Financial Free College』(FFC)CEO・松本侑氏である。

 では2026年、“高市相場(高市トレード)”が本格化するとしたら、私たちはどう立ち回るべきか。2025年の振り返りを起点に、2026年に狙うべき本命セクター・銘柄と、意外と見落とされがちなダークホースまで、松本氏の投資戦略を紐解く。インタビュー連載全2回の第1回。

目次

短期トレンドを捨てたら、相場は急に簡単になる

ーー2025年を振り返ると、トランプ氏の動向や関税発言に市場が一喜一憂する展開が続きました。相場予測しづらい1年だったように思いますが、松本さんのパフォーマンスはいかがでしたか。

 おっしゃる通り、ボラティリティが大きかったですが、私の中ではシナリオ通りの1年でした。

 私は基本的に、数週間や1〜2カ月といった短期的なトレンドにはあまり乗らないスタンスをとっています。

 米国株、特に伸びるセクターというのは一度トレンドが発生すると数年単位で続くものです。テクニカル分析と企業のファンダメンタルズを組み合わせれば、実はそこまで難しい相場ではありませんでした。

 個人的な成果としては、総資産が1億円を突破できたことが大きなトピックですかね。

 勝因は、大統領選後の「トランプトレード」を冷静に仕込めたことです。S&P500のトップパフォーマー級であるウェスタンデジタル、ロビンフッド、そしてアップラービン。

 これらを「S&P500採用前」や「話題になる前」からファンダメンタルズ分析に基づいて仕込めていたのが大きかった。ウェスタンデジタルなどは2.5倍程度まで伸長しましたから。

ーー「トランプトレード」や「円安」がクローズアップされていた一方で、コモディティ市場も活況でした。ただ金(ゴールド)への投資は一般的でも、そのほかの貴金属には手が出しづらいのが本音です。

 そこが私の、2025年最大の反省点と言えるかもしれません。

 私自身、金や銀の現物投資、積み立てはしていますが、2025年に最もリターンを叩き出したのは「銀の採掘株(マイニング銘柄)」でした。

 8月頃から銀価格が急騰したのですが、私は押し目を待っていたのです。ところが、強烈なトレンドに押し目はなく、正直想像以上の強さでした。

 2026年もインフレ圧力が継続するならば、貴金属セクターは引き続き注目するべきかなと。

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この記事の著者
松本侑

投資スクール「Financial Free College(FFC)」を運営する株式会社バイアンドホールドCEO。千葉県出身。大学卒業後メガバンクに就職し、投資に興味を持つも、適応障害を経験。その後、難関大学向け大学受験塾講師として働きながら本格的に投資を開始するが、最初の3年間は損失が続く。試行錯誤を重ねた結果、長期投資を軸としたスタイルを確立。2020年には資産を4,000万円に増やし、サイドFIREを達成。現在の総資産は8,000万円に到達。

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