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システムトレードと裁量トレード、どっちが良い?短期売買の強者がたどり着いた「勝てるルール」

(c) AdobeStock

 100万円の元手が数千万円になったものの、執着した1つの銘柄で3000万円を失う―。急騰・急落を経験しながらも堅実に資金を増やし、短期売買の強者となった村居孝美(@takayoshi_murai)さん。

 システムトレードを駆使しながら緻密な分析を重ねる「相場を見る力」を培った村居さんでさえ、FXでのトランプ相場は「難しい」と言います。この相場をどう乗り切れば良いのか。

 今回は村居さんに短期売買で勝てるルールの作り方について伺いました。インタビュー全3回の第2回。

目次

裁量寄りのシストレ

ーー裁量トレードとシステムトレードでは、どちらの利回りが高いのでしょうか?

 これは正直、本人の腕次第です。裁量を極めている人であれば、裁量の方が利益の天井はありません。

 私自身の運用は、シストレと言っても「裁量寄りのシストレ」という位置づけです。一般的なEA(自動売買)のように一つのソフトを動かし続けるのではなく、マーケットの状況に合わせてポートフォリオを入れ替え、ロジック自体も変化させていきます。先物などはFXに比べて利回りも高くなりやすいですが、こうした市場への適応を組み込むことで、一般的な自動売買よりも高いパフォーマンスを目指すのが私のスタイルです。

トレードスタイル別の適性

ーーシステムトレードと裁量トレード、それぞれどのような人が向いているのでしょうか?

 システムトレードに向いているのは、自分で損切りができない人や、物理的にチャートを見る時間がない人です。また、感情に左右されてすぐにポジションを触ってしまう人もシステム向きですね。上昇トレンドの最中の一時的な押し目なのに、怖くなって売ってしまったり、パニックになってドテン売買で自滅してしまったりする人は、機械に任せた方が長期的なパフォーマンスは安定します。

 一方、裁量トレードには自制心が不可欠です。ダイエットや筋トレを継続できるような、自分を律することができる人でないと難しいでしょう。トレードは日々のコツコツとした積み重ねなので、自分をコントロールできない人はシステムに任せるべきだと思います。

ーー勝つために最も重要なポイントは何ですか?

 実は、ロジックの中身以上に銘柄選びが重要です。FX会社によっては、通貨の強弱を公開しているところもあるので、それらを参考にするのも手です。

 私が運用しているS&P500のCFD戦略は、基本的に上がることが大前提の指数を対象にしています。元々上昇の優位性があるため、ロジックを細かく弄らなくても放置で勝ててしまうんです。現在のFX相場は、ドル円を含め日足で見ても横ばいの通貨ペアが多く、トレンドが出ていないため非常に難しい局面です。そういう難しい時期に無理にFXをやるのではなく、S&P500のような強い銘柄を選ぶことが、安定した収益への近道になります。

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