狙い目は「建設セクター」?テンバガー投資家が見据える意外なタイミング

本稿で紹介している個別銘柄:ココナラ(4176)、清水建設(1803)
2025年の株式市場は、AI関連株や半導体セクターが牽引し、多くの投資家に利益をもたらした。しかし、2026年を迎えた今、市場の空気は少しずつ変わり始めている。
「Xを見ている投資家は勝てない」「コンビニのおにぎり価格にヒントがある」。こう語るのは、本業の不動産事業で培った現場感覚を武器に、独自の投資スタイルを貫く伏見氏(X:@1FoeeK5dRS4flKn)だ。
日経平均株価は上がっているのに、「なぜか自分の資産は増えていない」と感じる人は多いのではないか。あるいは、「X」に流れてくる「暴落」「爆上げ」に振り回され、何を信じて売買すべきか分からなくなっている人もいるはずだ。
今回は、伏見氏に2025年を振り返り、高市早苗政権下で恩恵を受けうる意外なセクターと狙い目の銘柄を聞いた。インタビュー連載全3回の第2回。
目次
日経平均株価が上がるほど儲からなかった年
ーーまずは、2025年の振り返りからお願いします。全体としてAI関連株の急成長が目立った1年でしたが、伏見さんのパフォーマンスはいかがでしたか。
全体的にはよい1年でしたね。本業の不動産のほうが、一部売却もうまくいき、仕込んでいる物件も順調に値上がりしているので万々歳です。
株に関しては、年初はすごい勢いで上がって「このまま資産が増え続けるのか」と思ったんですが、後半から潮目が変わりましたね。
ーーたしかに、夏以降は中小型株を中心に調整が入る場面もありました。
友人の投資家とも話していたんですが、ココナラ(4176)などの成長期待株を持っていた人は「めちゃくちゃ下がった…」と嘆いていました。
利上げが意識されたことなど理由はいろいろありますが、中小型のPERが高い銘柄、いわゆる「成長期待系」は一度大きく調整しましたね。
ただ、逆に言えば、そういう銘柄は今が仕込み時かもしれません。
ーー「下がったからこそチャンス」ということですね。一方で、マーケット全体としてはAIや半導体などの値がさ株が日経平均を押し上げている印象です。
そうですね。日経平均が上がっているから全体が好調というよりは、一部のAI・半導体銘柄が指数を引っ張っているだけで、実態とはギャップがあります。
私は基本的に「逆張り・長期保有」のスタンスなので、今は日々の上下に一喜一憂せず、割安になった中小型株を拾って放っておくのが一番だと思っています。