「東京西側ブランド」の罠と、東エリアにある最強の穴場駅をマンションインフルエンサーが大暴露…お買い得な中古マンションを買うためのたった一つのコツ

情報に踊らされずに「本当に価値のある物件」を手にするためにはどうすれば良いのか。その具体的なテクニックと、SNSにはびこる“マンションクラスター(マンクラ)”の罠について、マンションインフルエンサーのあずさ氏が解説するーー。短期連載全4回の第3回。
みんかぶプレミアム特集「マンション価格はまだ上がるのか」第8回
目次
Xにたくさんいる「マンクラ」の情報を鵜呑みにしてはいけない理由
X(旧Twitter)などで情報を発信しているマンションインフルエンサー(通称:マンクラ)の意見を、普通の共働き夫婦が真に受けるのは危険です。なぜなら、発信している側と、実際に家を探している実需層とでは、属性が全く違うからです。マンションについてある程度見識がある方は投資用も含め複数回買っていることが多く、富裕層や資産家が多いのです。
富裕層じゃないにしても、マンションのスペック(設備やブランド、大規模かどうか)が大好きです。彼らのなかにはリモートワークできる人も多く、子供がいないケースもあるため、「狭くてもいいから、同予算でスペックの高い良いマンション」を選ぶ傾向にあります。
また、彼らの目線は「富裕層の投資目線」になりがちです。
しかし、一般的なエリートサラリーマンが探しているのは、「夫婦共働きで大手町に毎日通勤できて、子育てがしやすい、十分な広さがある家」です。財務省の統計でも、第一子が生まれた時により広い家に住んでいる人の方が、第二子をもうけやすいというデータがあります。お子さんを考えている方に、極力小さい家を勧めるのは実態に合っていません。
スペックやブランドで物件を選ぼうとすると、神田や日本橋のような「街の魅力は高いが、マンション自体のスペックは低い(眺望がなく聞いたこともないブランドなど)」エリアは選べなくなってしまいます。自分は何を求めているのか。通勤時間なのか広さなのか。属性の違う人の情報はあまり見ず、そこを見極めることが一番大事です。