10年以内に98%なくなる危険職業リスト34…数カ月で衝撃進化!ChatGPT1年後、2年後、3年後”未だ触れないおじさんの末路”
ChatGPTの登場が世間を揺るがして久しい。ただ世の中が大騒ぎする一方で、実際に使ってみると「たしかに面白いけど…これ業務に組み込むのはまだ早いのでは」と疑問に思った人も多いのではないだろうか。プレミアム特集「1億貯める! ChatGPT 投資・仕事術革命」の第1回は『仕事消滅 AIの時代を生き抜くために、いま私たちにできること』の著者である経営戦略コンサルタントの鈴木貴博氏が、その本当の実力と怖さを語る。10年以内に98%の確率で消える職業とは、生き残る職業とは――。
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ChatGPTは「おもちゃだ」という人は、定期的に質問してみろ
ChatGPTを巡っては、今すごいことが起きているのに、いまだにおもちゃだと思っている人はたくさんいます。しかし、その評価もこの1年でガラっと変わることでしょう。というのも、今、ChatGPTは物凄い勢いで学習しているからです。
例えば、今年3月に私が「〇〇駅近くの美味しいラーメン屋を教えて」と質問し、3つ挙げられた候補のうち2つは実在しないでっち上げでした。しかし最近また同じ質問を投げたら実在する7つのラーメン屋を教えてくれました。それもちゃんと美味しいラーメン屋をピックアップしていたのです。
ChatGPTが「おもちゃだ」などと言われてしまうのは、日本語が弱いからです。ChatGPTは言語ごとに学習進捗が異なっているため、同じ意味の質問をしても英語と日本語ではその回答に大きな差があります。しかしこれが1年後、下手したら半年後には、日本語もかなり精度の高いものになっているでしょう。また、ChatGPTが回答したときに現れる評価ボタンも、日本語ユーザーが求めている回答の精度を高めています。
学習や、ユーザーによる回答の評価を繰り返していけば、最終的には頭のいいAIに育ちます。そして、本当に “使えるAI” へと進化します。
あと1年でAIの回答精度は劇的に向上する
だから今「おもちゃだ」と思っている人も、その変化を実感するために定期的にChatGPTに質問してみることをお勧めします。すぐに「これはおもちゃなんかではない」と恐怖心を覚えるかもしれません。
ちなみに1年後には、オフィスなどマイクロソフトの製品にChatGPTが組み込まれます。これによって、パソコンに何かトラブルが起きれば、AIが自動的に解決策を探してくれます。ググる必要も、トラブルシューティングを開く必要もなくなるということです。最終的には、AIが「あとはこちらがやっておきますね」と解決までしてくれる時代になるでしょう。
さらに、イントラネットを活用した、特定の分野に特化したChatGPTも登場します。現在、とある法律相談サイトが、ChatGPTとの連携をはかり、法律相談ができるAIの開発を進めています。それらも1年後にはかなり使えるものになっているでしょう。