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凶暴ヒグマに左顔面噛まれ頭蓋骨が砕ける音が聞こえた…北海道の人気スポットでベテラン釣り人が殺された決定的理由

 クマによる農作物被害は年間5億円にも上るという。一方で、人への攻撃も度々報告されている。そんな中で、5月14日、クマを巡る忌まわしい事件が北海道の人気スポット起きた。はたして人とクマは共生できるのか。作家の小倉健一氏が解説する――。

イトウ釣りをしていてヒグマに襲われ死亡したとみられる男性

 北海道幌加内町の朱鞠内湖で5月14日、イトウ釣りをしていてヒグマに襲われ死亡したとみられる男性について、士別署は5月17日、見つかっていなかった遺体の大部分を収容したと発表した。同署は死亡したのは北海道興部町の男性、西川俊宏さん(54)とみて、DNA型鑑定などで身元を特定する方向である。朱鞠内湖は道北の森に囲まれた人造湖で、周辺は朱鞠内道立自然公園に指定されており、カヌーや釣りをする観光客が訪れる人気のスポットである。しかし、この一帯は5月14日以降、一時閉鎖されている。

 この朱鞠内湖一帯の地域は、国内屈指の美しさと豊かさを誇る景観を持つとされる。朱鞠内湖は、日本最大級の人造湖で、朱鞠内湖淡水漁業協同組合などが中心になって湖の水産資源を守り、持続的に地域や釣り人に愛される湖を目指してきた。その中でも、4万年前から姿を変えないという幻の魚「イトウ」釣りは、全国の釣り人たちのあこがれであった。

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この記事の著者
小倉健一

1979年生まれ。京都大学経済学部卒業。国会議員秘書を経てプレジデント社へ入社、プレジデント編集部配属。経済誌としては当時最年少でプレジデント編集長就任(2020年1月)。2021年7月に独立。現在に至る。 Twitter :@ogurapunk、CONTACT : https://k-ogura.jp/contact

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