政治系YouTuber・KAZUYA「高齢者の参入でネットが大混乱している」…「右派vs話の通じない右派」「左派vs話の通じない左派」
YouTuberは今やあらゆるジャンルに「勝ち組」がいるが、政治、時事問題について人気を博しているのがKAZUYA氏の運営する「KAZUYA Channel」だ。(12月21日時点での登録者は67万人)
2013年にスタートして以来、ほぼ毎日、世間を騒がせている国内外の事情についてわかりやすく解説する動画を投稿。過去には松原仁など、現役政治家との対談も行い、知名度を増やしている。そんなKAZUYA氏に、『みんかぶマガジン』が3つのテーマで聞くインタビュー。第二回は「ここ3〜4年で大きく変わったネット政治界隈の状況」について言及する。
目次
高齢者がネットに参入し勢力図がだいぶ変わってきた
僕自身10年ぐらい、YouTubeで活動してきまして、当初は広い意味でのネット保守界隈みたいなポジションにいました。ですが近年、その勢力図がだいぶ変わってきたなというの風に思っています。
そもそも10年前というと、まだスマホが普及していなかった時代でした。iPhoneで言えば5sの頃です。ガラケーを使ってらっしゃる方も多くいて、その分ネットへのアクセスもしてこなかった。ただ近年はどうかというと、おじいちゃん、おばあちゃんでも、誰でもスマホを持つ時代になったわけですよね。これが本当に大きな転換点になりました。これまで「テレビの前でつぶやくぐらいしかしてこなかった」人たちがSNSに流れてきたんです。
僕もネットで様々な意見を表明していますが、やたらと高圧的なことを書いてくる人がいるので、試しにプロフィールを見てみると、「古希を迎えました」「○年勤めた会社を退職して〜」のように、大体年齢がわかる情報を書いていて驚くことがあります。しかも一人、二人ではありません。
どこにいっても面倒を起こす「話の通じない人たち」
ネットって、玉石混交でめちゃくちゃな情報がたくさんありますよね。ITリテラシーの低い人たちは、それらをうまく選別できずに、情報を鵜呑みにしてしまう。XをはじめSNSにも「何を言っているんだ?」という投稿がありますが、まさにそれで、的外れな指摘を延々とする人もいるし、いまは手に負えないぐらいカオスな状況になっています。