増税岸田の次は、菅義偉前首相の右腕「武田良太、あなただ!」携帯代をゴン減りさせた実績…上川蔑視暴言は「麻生の作戦」説

支持率がっていく岸田文雄首相に、もはや打つ手はない。一か八かの衆議院議員解散総選挙に打って出る権限は、内閣総理大臣として持っているものの、自らも世襲で、そして世襲を続ける意欲をありありと見て取れる息子の翔太郎氏の存在からして、自民党を壊すようなことはできるはずもない。
永田町では、秋に開催される総裁選を前に、岸田首相が総裁選の不出馬を表明し、新しい自民党総裁のもとで衆議院解散となるシナリオがもはや既定路線として流布している。
次の総裁は一体、誰になるのだろうか。元プレジデント編集長で政界事情にも詳しい小倉健一氏が考察するーー。
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茂木敏充自民党幹事長に赤信号が灯っている
まずあっという間に、赤信号が灯ったのは、茂木敏充自民党幹事長だろう。自民党の人事(公認権)、お金を一手に引き受ける幹事長という立場を利用して、派閥をまとめ、いよいよ次は自分が天下を取りに行くのだということを、月刊Hanada(2023年12月号)で以下のように『公言』していた。
「ーー幹事長までなられたんだから、さすがに総理総裁は考えておられるのでは?
(茂木)おっしゃることはわかります。お伝えしたいのは、『焦ってはいない』ということです。これまで自分に対してアゲインスト(逆風)だったと感じたことはありません」