岸田がヤケクソ「解散総選挙」に打って出る…支持率急落に拍車! 「利権内閣」で決めない政治に赤信号
決めない政治は相変わらず…官僚にだけ「聞く力」を発揮する岸田首相
「岸田文雄政権のメッキがはがれてきた」
そう語るのは自民党の中堅議員だ。
岸田政権が菅義偉政権の跡を継いだのは2021年10月4日のこと。かれこれ1年が経過しようとしているが、発足当初、「聞く力」をメディアを使ってアピールしてきた岸田総理は1年間ひたすら聞き続けた。しかし岸田総理が聞いてきたのはどうやら国民の声ではなかったようだ。
「8月10日に発足した第2次岸田改造内閣は、見事なまでに自民党の各派閥に配慮した布陣となった。自民党の派閥の意見を聞いた結果、このような顔ぶれになったので、たしかに『聞く力』を生かした形ではある。というか、この雁字搦め(がんじがらめ)の現内閣で何か新しいことをやろうとすることが、一層難しくなった」(前出の自民党中堅議員)
元閣僚経験者も「今の総理官邸はものすごく官僚が強い。次官経験者が4人もいる。こんな内閣初めてじゃないか」と疑問を呈する。
「原発の話が出てきたのも、経済産業省が主導で動いているから。インフレ対策としてあがった『低所得世帯への5万円給付』の方針も、この “渋さ” は財務省の影響によるもの。国として何かを決めているようには見えますが、決めているのはやっぱり官僚。岸田総理の “決めない政治” は相変わらずです。先の原発再稼働という不人気政策をここまでズバっと進められたのは、政治家として何も考えていない証拠でしょう。仮にも広島選出の国会議員。”原子力” という言葉にもうちょっと敏感になってもいいんじゃないかなとも感じます」(元閣僚経験者)
なぜかマスコミは報じない「利権すぎる内閣」の実態
そして、そんな岸田政権に対するメディアの体たらくぶりにもあきれ返る。