料金爆上げディズニランドに涙する貧乏日本人、笑いが止まらない「増収増益」OLC…中期経営計画では「どんなサプライズがあるのか」

本稿で紹介している個別銘柄:オリエンタルランド(4661)
東京ディズニーを運営するオリエンタルランドはコロナ禍明け後、順調に業績の回復が進んでいる。今期(2025年3月期)は経費の増加から利益は横ばいの予想だが、来客数の増加を背景に増収を見込んでいる。ただし今期が中期経営計画の最終年度であり、今後の成長シナリオは次の中期経営計画待ちの状態だ。次の中期経営計画で、どのような成長シナリオが描かれるのか注目される。みんかぶプレミアム特集「決算書1000本ノック」第4回ーー。
目次
東京ディズニーは昨年4月に開業40周年を迎えたが今も人気は健在
東京ディズニーリゾートは昨年4月に開演40周年を迎えました。今も昔も人気に変わりはないものの、昨今は外国人観光客にも人気となり、過去に比べ混雑しています。またチケットの値上げもあり、かつてのように気楽に行けなくなった、との声も聞かれるようになりました。
そんな東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランド<4661>の業績は、どのような状態なのでしょうか。
2024年3月期は増収増益で過去最高益を達成
オリエンタルランドの直近決算及び来期予想は以下のようになっています(日本基準)。