自民党総裁選で「過去になぜか上がっている銘柄リスト」大公開…“9月最初に買って・9月最終日に売る”作戦で党員資格ない一般国民も恩恵狙う

本稿で紹介している個別銘柄:八十二銀行(8359)、山梨中央銀行(8360)、セブン&アイHD(3382)、J・フロント リテイリング(3086)、協和キリン(4151)、コクヨ(7984)
岸田総理が9月の自民党総裁選への不出馬を表明した。その結果、次期総裁の本命候補はおらず、誰が次の総裁となるか注目されている。2012年12月の自民党の政権復帰直前から、過去5回自民党総裁選は行われた。そしてその全ての時期で負け無しの銘柄がある。アノマリー投資の観点で自民党総裁選を見るのも面白いだろう。みんかぶプレミアム特集「株で一人勝ち!メガトレンド12」第2回ーー。
目次
総裁選でなぜか上がる銘柄
岸田総理が8月14日に自民党総裁選への不出馬を表明しました。最大与党の自民党総裁が総理大臣となるため、実質的に岸田総理の退陣表明となります。
自民党総裁選は9月に予定されており、次期自民党総裁そして首相の座を巡り多数の候補者が出馬予定です(記事は8月23日に執筆)。
衆議院選挙や参議院選挙の際に、ゼネコンや選挙用品を取り扱う企業が選挙銘柄として取り上げられることがあります。それでは自民党総裁選銘柄はあるのでしょうか?
今回は現役の岸田総理が不出馬を表明しており、また次の総裁候補の本命がいません。米大統領選の行方の予想と同等、もしくはそれ以上に結果の予想は難しい状態です。よって、自民党総裁選銘柄を取り上げるのも難しいといえます。そこでアノマリーの観点で、過去に自民党総裁選のあった月に上昇した銘柄を取り上げてみましょう。
2012年12月の自民党の政権復帰直前から見ると、これまで5回の自民党総裁選が行われました。
・2012年9月 安倍晋三が再当選。
・2015年9月 安倍晋三が無投票で再選。
・2018年9月 安倍晋三が再々選。
・2020年9月 菅義偉が当選。
・2021年9月 岸田文雄が当選。
※敬称語略
以下では、自民党総裁選のあった9月に上昇した銘柄を取り上げました。
過去5回の自民党総裁選のあった9月に一度も下落しなかった銘柄
2012年から5回あった9月自民党総裁選の際、一度も下落していないのは以下の2銘柄です。