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これは結構ヤバいぞ、中国経済のバブル崩壊「1~2年の短期間での処理は難しい」低迷は当面続くと予想!…今後要注意な国内銘柄とは

本稿で紹介している個別銘柄:ピジョン(7956)、良品計画(7453)、サイゼリヤ(7581)、日産自動車(7201)、資生堂(4911)、ファーストリテイリング(9983)

 中国では不動産価格の下落が止まらず、バブルが崩壊した状態だ。国内企業の多くは何らかの形で中国から収益を得ているが、その中でも特に中国への依存度が高い銘柄を取り上げた。利益の半数以上を中国に頼る企業もあり、今後中国経済の行方に加えてそれら銘柄の業績・株価の行方も注目される。みんかぶプレミアム特集「株で一人勝ち!メガトレンド12」第3回ーー。

目次

マジでヤバイ…中国経済のバブル崩壊が進行中

 中国では不動産価格の下落が進み底の見えない状態であり、バブル経済が崩壊中です。不動産市場の拡大に経済成長の多くを頼っていた中国は、不動産価格の下落とともに経済も下降線をたどっています。日本ではバブル崩壊後、失われた30年が到来しました。

 これまでの中国政府の経済対策や不動産対策は小出しで行われており、かつての日本と同じ轍を踏む可能性は低くありません。

 不動産価格の高騰を背景とする中国の経済成長はいずれ限界を迎える、と言われていました。中国の政府関係者からは、日本のバブル崩壊から教訓を得ており中国政府はうまく対処できる、とのコメントを過去多く耳にしました。

 しかし現状の中国政府は、小出しの経済政策など日本のバブル崩壊の教訓を活かし切れていません。しかし過去の事例があるだけに、それほど時間がかからずバブルの処理を行い、経済を巡航速度に戻す可能性は否定できません。

 それでも1~2年の短期間での処理は難しいと考えられ、中国経済の低迷は当面続くと予想されます。

中国の売上依存度が高い国内B2C銘柄

 経済の低迷は消費の低迷に直結するため、経済低迷はB2C企業の業績に大きな影響を与えます。以下では国内企業で中国の売上比率の高いB2C銘柄を取り上げました。これら企業は中国の景気動向次第では、今後経営的に苦戦する可能性があります。

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この記事の著者
石井僚一

金融・投資ライター 大手証券グループ投資会社への勤務を経て、個人投資家・ライターに。株式や為替の関連記事、IPO関連記事、資産運用記事などを執筆中。ブックライティングやインタビューも手掛けている。 Twitter:@writerIshii

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