立花孝志の本当の姿「母親からはめちゃくちゃ優しい子と言われる」…財務省解体デモには「減税は一種のギャンブルで、失敗すれば国が破綻する可能性」

兵庫県知事選の「百条委員会」から千葉県知事選まで。「NHKから国民を守る党」の党首・立花孝志氏は政界で独自の存在感を放っている。前回の対談では竹中平蔵氏と対談し、大きな反響を呼んだ立花氏。今回はメディアの変化や選挙戦略、財政問題まで幅広いテーマについて語ってもらった——。全3回の第3回。(取材日:2025年3月5日)
目次
財務省解体デモをどうみるか…立花孝志「減税は一種のギャンブル」
——最近話題になっている財務省解体デモについてはどうお考えですか?
最近、ヒカル氏や青汁王子など有名インフルエンサーが参加していますが、3月11日のデモには私も取材に行こうと思っています。現在は1,000人規模ですが、1万人、10万人規模まで膨れ上がる可能性があります。「財務省が悪い」と思っている人は多いですから。
しかし、財務省職員は非常に優秀で給料も安く、政治家からのコントロールで動いているだけです。主体的に動いているわけではないのに、世間では「財務省が悪い」と思われています。財務省を批判している人には陰謀論を信じている人も多く、合理的な説明をしても「財務省の犬だ」と反論されてしまいます。
私は元々減税を訴える側でしたが、国会に入ってヒアリングを重ねるうちに、賢い人たちが賢くない人たちのことも考えて社会を作っていることを知りました。減税は一種のギャンブルで、失敗すれば国が破綻する可能性もあります。財務省の人々は「80年間平和に来ているのに、それを本当に変えていいのか」という問いを投げかけているのです。
介護難民対策と社会福祉の今後
——介護難民問題についてはどのような対策をお考えですか?