米国経済、崩壊へ…無能バイデンの大暴走が世界と日本を破滅に導く
インフレに強硬姿勢を見せるFRBパウエル議長
6月15日、FRBのパウエル議長は、インフレが数カ月間低下するまで、「今後インフレに対する勝利宣言はしない」と言及した。FRBは米国経済のインフレ退治に躍起になっており、その強硬姿勢は止まるところを知らない。
当然であるが、FRBが金利を急激に引き上げた場合、株式市場に与えるインパクトは計り知れない。仮に金利引き上げの影響で世界経済の中心地である米国経済がリセッションに突入することがあれば、日本も含めた他国の経済活動にも負の影響をもたらすことは確実だ。
金融市場は企業業績の悪化を織り込み、今年または来年初めに米国経済の景気後退入りに備えつつある。しかし、悪い見通しは想定以上に加速するものであり、今回はそうなる可能性が高い。なぜなら、バイデン政権はインフレに対して無策に立ち尽くしているからだ。したがって、FRBは可能な限り強硬な手段を使って単独でインフレ対策に臨まざるを得なくなっている。
バイデン政権はむしろインフレを助長する政策ばかり打ち出している
何故、バイデン政権はインフレに対して有効な手立てを打つことができていないのだろうか。それは米国民主党が持つ政策オプションの大半は、インフレ対策どころか、むしろインフレを助長するタイプのものだからだ。