平均年収1378万円の最強職業…学歴研究家「無料で医師になる衝撃的ルート」2次試験1科目のみの簡単医学部も!

Twitterのフォロワー数は7万人を超えている学歴研究家のじゅそうけん氏。今回は、一般家庭からでも行ける「激安」「簡単」な医学部をお聞かせいただいた。「激安」「簡単」医学部海外編と、医学部攻略戦略を合わせた連載全3回の1回目。
勤務医の平均年収1378万円は、東大卒の平均年収1155万円より高い
年収、社会的地位、やりがいのすべてがそろった医師人気は揺るがない。特に不確実なこの時代、医師資格さえあればほぼ間違いなく高年収になれるというメリットは非常に大きい。
厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査」によれば、令和3年度の勤務医の平均年収は1378万円だという。開業医などを含めると、さらに高くなるだろう。
就職口コミサイト「OpenWork」が公開しているデータによると、東大卒の平均年収は45歳時点で見ても「1155万円」である。金銭的な面だけで考えると、医学部に行った方が間違いなく得である。というか医学部に進学しない意味がわからない。実際、現役で東大や京大に入学した人が、社会に出てから医学部再受験を決意し、医師になるといった例も枚挙にいとまがない。
「三菱商事 vs 医師」は医師の圧勝。会社員でもやっていけないコミュ障でも1000万稼げる
断っておくが、やりたい研究がある、エンジニアとして活躍したいといった明確な目的がある場合は、金銭的なメリットはさておき、それらの興味分野に進学するべきだろう(それは非常に素敵な決断だと思う)。
最近、Twitter上で「三菱商事vs医師」の議論が巻き起こった。この議論を見ていた私は、大学入試と国家試験に合格すれば原則全員がなることができ、「平均」で総合商社に匹敵する年収を稼ぎ出すことができてしまう医師という職業はあらためて異次元だと思った。
会社ではやっていけないようなタイプでも、医師免許を手にしてしまえば食べていくのには困らないどころか、1000万円以上の高給が約束される。これをプラチナチケットと呼ばずなんと呼べば良いだろう。最低限の学歴に加え、コミュニュケーションスキルや陽キャマインドが求められる文系総合職(総合商社や都市銀行など)で出世街道を駆け登り、やっとの思いで手にする年収を「平均」で超えてしまう。これが、医学部受験が熾烈を極める理由なのである。