「家は1円で買いなさい」脅威の利回り80%!地方の爆安物件投資の衝撃的カラクリ

「家投資」を行う投資家で事業家の永野彰一氏は、「家賃の10カ月分のお金が用意できれば、同じような家を『買える』時代がやってきた」と話す。では家投資を始めたいと思ったとき、まずは何から始めればいいのか。現在深刻化する空き家問題解消のためにも家投資が有効だと推奨する永野氏が、その手法について詳しく解説する――。全3回中の2回目。
※本稿は永野彰一著『一生お金に困らない家投資の始め方』(クロスメディア・パブリッシング)から抜粋・編集したものです。
第1回:1円で買った地方の空き家を”金のなる木”に変える方法「誰もがチャンスを掴める」
第3回:価格1円の築古物件から家賃収入4.5万円を生む…「空き家バンク」等に眠る超お宝たち
驚異の利回り80%を実現
家投資には、自分の家を安く手に入れたり、ビジネスや趣味、緊急避難などに役立つというメリットだけでなく、純粋に「投資」としても大きな効果があります。
僕が家投資を始めて6年目を迎えた現在、その実質利回りは「80%」で推移しています。世の中にはたくさんの投資対象がありますが、ここまで高利回りのものは、ほかには例がないと思います。
不動産に詳しくない方のために簡単に説明すると、実質利回りというのは、年間の「家賃収入」から固定資産税などの「運営経費」を差し引いた金額を、購入時の「物件価格」に不動産取得税などの「諸経費」を合わせた金額で割って算出します。計算式にすると、次のようになります。
実質利回り(%)=(年間の家賃収入-年間の運営経費)÷(物件購入価格+物件購入時の諸経費)×100