2億円投資家がたどり着いた大荒れ相場の正しい株の「買い方」「見つけ方」のルール…注目成長銘柄18選

本稿で紹介している銘柄:プレミアグループ(7199)、ブリッジインターナショナル(7039)、リビングプラットフォーム(7091)、ヒガシ21(9029)、きずなHD(7086)、ビーイングHD(9145)、メタウォーター(9551)、ヤマイチ・ユニハイムエステート(2984)、長栄(2993)、良品計画(7453)、Recovery International(9214)、メイホーホールディングス(7369)、住信SBIネット銀行(7163)、ビジネスコーチ(9562)、ミクリード(7687)、サクシード(9256)、日本動物高度医療センター(6039)、CaSy(9215)
現役サラリーマン投資家として、資産2億円超えを達成し、次の目標である3億円超え、5億円超え、そして「セミFIRE」に向けて投資を継続中の人気ブロガー、弐億貯男さん。みんかぶプレミアム特集:「最強日本株80」全予測、第4回では、弐億さんが得意とする「割安成長株」投資の醍醐味と、高成長が期待できる厳選18銘柄を挙げてもらった。
目次
バリュー株投資とグロース株投資のいいとこ取り、「割安成長株」投資とは
前回の記事(2月17日配信)でもお伝えしましたが、私の投資スタンスは「割安成長株」への中長期投資が中心です。つまり、バリュー株投資とグロース株投資の二兎(にと)を追いかけるスタンスです。
そもそも私がなぜ、割安株に注目したのかですが、いたってシンプルな動機です。2003年に株式投資を始めたころ、株の本を読むと、どの本にもPER(株価収益率)を見て、株価が割安か割高かを判断することが重要だと書かれているわけです。PERは株価に対する収益率を示す指標ですから、私にとっても、物差しとしては非常に分かりやすかったんです。
だから、私はこの20年間、銘柄を探すときはまずPERを見て、割安かどうかを判断しています。以前はPER20倍以下を基準にしていましたが、リーマン・ショックの暴落を経験しているので、いまではさらに絞って、PER15倍以下の銘柄を選ぶようにしています。
ただ、割安株というだけで株価が上がるかというとそんなことはありません。同じく重視するのは企業としての成長性です。やはり成長性がないと、割安株はただの安い株です。そこで私は、決算資料で過去の実績や今後の事業計画を見て、20%程度の年間成長率が見込めるかどうかを判断しています。つまりPER15倍以下でかつ、成長率20%の企業を目安にピックアップして投資をしている、というわけです。