定年後は宝塚に移住!一切働かず年間200万を「推し活」に投入する”夢の老後”を実現するために必要な貯金額

*ご相談が必ず回答されるとは限りません。編集部と深野さんが実際に回答する答えを選びます。
定年後に「宝塚三昧」の夢をかなえたい女性
物価の上昇により節約を強いられている家計が多いものの、好きな俳優やアイドル、あるいはアニメキャラクターなどを応援する「推し活」費用は関係ないと考えている人は多いようです。宝塚が大好きな佐山さん(仮)もそんな1人に数えることができるおひとりさま女性です。
筆者の娘もアニメオタクであることから、推し活の気持ちやお金のかけ方は理解しているつもりです。ただ、佐山さんは宝塚三昧のために兵庫県宝塚市に移住して推し活を満喫したいと考える筋金入りのファンでした。そんな佐山さんのリタイアメントプランを今回はご紹介しましょう。
佐山さんは親の介護や孫の世話が始まる前に「2年ほど兵庫県宝塚市に移住」し、宝塚三昧したいというリタイアメントプランの実現可能性ついて相談にきました。2024年9月に定年退職される予定なので、その後に移住にしたいと考えています。
佐山さん相談時は58歳。60歳の定年退職までに貯蓄を約760万円積み増す予定です。現在保有する金融資産額は約2450万円、ここに2年間の貯蓄760万円がプラスされると3210万円になります。さらに60歳の定年退職時には約2000万円の退職金が支給される予定です。