3年間負け続けたサラリーマン投資家がなぜ3億円専業投資家へ。きっかけはテクニカル要素を入れた成長株投資

億り人ーー。
それは、株式投資を行う者にとって、1つの大きな節目でありゴールと言えるだろう。
しかしながら、たとえば年収数百万円のサラリーマンから億単位の資産に到達するのは容易なことではない。
そんな中、自身がサラリーマンから億り人になった経験をもとに、自身の投資理論をベースに投資ノウハウを教授し、億り人を輩出させているのが「新高値ブレイク投資塾」を主宰するDUKE。氏(X:旧Twitter @investorduke)だ。
彼はどのような経緯で億り人になったのか。果たして、そこに再現性はあるのかーー。
みんかぶマガジン短期連載「億を目指す者に伝える。元サラリーマン億り人が説く投資家の心得」第1回目となる今回は、DUKE。氏の投資遍歴と、「新高値ブレイク投資塾」開校のきっかけについて話を伺った。
目次
結婚を機に、株式投資をスタート
――まず、これまでの投資遍歴についてお聞かせください。
2003年頃になるのですが、当時結婚した直後だったこともあり、資産形成についてきちんと考えるタイミングが訪れたんです。その時に、やはり資産運用をしなきゃいけないなと感じ、株式投資と不動産投資の2つから選択することにしました。
そしてロバート・キヨサキさんの著書『金持ち父さん 貧乏父さん』を読んで、当時会社では経理部だったので、財務の知識を生かせる株式投資を選択しました。
――実際に株式投資を始めてから順調でしたか?