日本宗教連盟理事「予知能力は養える」…検討します、検討を加速しますという言葉を多用する政治家へ、「国のトップになど立ってくれるな」

宝くじの当選番号を発表前に当てることは不可能だ。しかし、「来年何が起きるか」予知することは決して不可能ではない。プレミアム特集「人生逆転の開運」。第7回目は、日本宗教連盟・理事であり、神道扶桑教・管長の宍野史和氏に、予知能力を磨く術を聞いた。
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予知能力とはすぐには評価されないもの
国のトップに立つ人間の役割は、未来に向けていま何をすべきかを決めることです。現状を回していく作業はトップ以外の人間たちで十分できます。トップの人間はその決定の先に何が待っているかを予知しないといけません。
いまの政治家を見ていると、「検討します」が口癖です。ニュースが流れるたびに誰かが言っているような気がします。さらに日本のトップは、「検討を加速します」「緊張感を持って対応します」「注視していく」「あらゆる選択肢を排除しない」といった言葉も多用するようになりました。