元三井物産社員、辞めて投資で資産数億円に…最初に買って持ち続けている最強3銘柄のその深い理由

本稿で紹介している個別銘柄:JT(2914)、三菱HCC(8593)、三井物産(8031)、三菱商事(8058)
投資歴22年の個人投資家の紫宝(しほう)氏(X:@Earn_Dividends)は、米国大学を卒業して三井物産に勤務し、現在は200銘柄を超える株を保有する。長い投資歴の中で、株の他にも海外不動産や隕石など、幅広く保有。相場の変動にも動じない「ダイヤモンドメンタル」としても知られている。
そんな氏が、どんな投資を行い、どんな投資ポリシーを持っているのか。全3回にわたってインタビューをお届けする。1回目となる今回は、紫宝氏の総資産の内訳や、投資家へ転向したきっかけを聞いた。
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金融資産の増減には一喜一憂しない
現在の資産は数億円。私のXをフォローしてくださっている方はご存知かと思いますが、以前は資産額を「10億円以下」と表記していました。今年からは「♡億円」と表現しています。具体的な金額は公にしていません。
金融資産の増減には一喜一憂しません。株式投資では年間配当金額を重視しているし、他のさまざまなものに投資しているからです。具体的には隕石、FX、書籍、海外不動産、生命保険などへ投資を行っており、最近までは金に超長期投資していました。そのため総資産のうち金融資産以外が占める割合も相応にあります。