謎のテンバガー投資家ABCTraderが注目「米国株大暴落、2つのシグナル」…日本株は今年春までが稼ぎどき!厳選6銘柄

本稿で紹介している個別銘柄:ディスコ(6146)、ソシオネクスト(6526)、新晃工業(6458)、寺崎電気産業(6637)、GENDA(9166)、日本製鉄(5401)
バブル経済崩壊後の最高値を付けた日経平均株価、史上最高値を更新したS&P500…。日米ともに好調さが目立つが、元証券会社本部長で米国IT企業の代表を務める億トレーダーのABC Trader氏は、「日本株は春までは強い。しかし米国株は危険な状態にある」と話す。みんかぶプレミアム特集「見えた!日経平均4万円時代」第3回は、日米の市場の見方と、2024年に期待できる日本株について、ABC Trader氏にうかがった。
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日本株は強気でOK
日本経済は本当に強いですね。私は米国IT企業の代表を務めている関係で、年始から2週間ほどアメリカに出張していましたが、アメリカでも日本の強さが話題になっていました。ニュースでも、「日経平均株価の史上最高値が見えてきた」「日本はデフレを脱却しつつある」などと報じられていました。
世界の株式市場を見渡しても、いまここまで強いのは日本とアメリカくらい。日本の市場には外国人投資家の占める割合が多いですが、とくにいまは日本に投資しないとパフォーマンスが悪化してしまうような状況です。そのため、外国からもどんどん資金が入ってきているのです。
いまの日本株はすごくいいです。「弱点がないことが弱点」と言っていいくらいだと思いますね。この大きな要因としては、「東京証券取引所(東証)のPBR(株価純資産倍率)1倍割れ改善」「円安」「新NISA」が挙げられます。