悪しき力とそれに抗う人間讃歌…楽園を舞った神の子の羽生結弦の『カルミナ・ブラーナ』誰よりも運命に苛まれた道を辿りし「神の子」

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『羽生結弦 notte stellata 2024』で事件は起こった
見えない糸が見える。
試練の糸が。
抗えない糸が。
運命の、糸が。
細く長く、そのあまりに美しい四肢が操られる。
糸は見えないはず、それでも、見える。
羽生結弦だから、見える。
大地真央という巨星によって、羽生結弦という月が輝く。
羽生結弦という氷上芸術が、また輝く。
『羽生結弦 notte stellata 2024』で事件は起こった。
「カルミナだ!」
羽生結弦と大地真央の共演『カルミナ・ブラーナ』。
「カルミナだ!」