開成→東大理3のトップエリートの塾歴・習い事歴を全公開!東大理3生のほとんどがやっていた習い事と、子どもにやらせておきたい2つのこと

東大の中でも最難関とされている東大理科3類、通称「理3」。主に医学部に進学する彼らは、国内から選りすぐられたトップエリートである。
今回取材したさぐさぐ氏は、名門・開成中高を経て、東大理科3類に入学。東大医学部に通いながら、アメリカの名門・プリンストン大学にも交換留学に行くなど、輝かしい経歴を誇る。
みんかぶマガジン編集部が同氏に、中学受験・大学受験における塾歴や、東大理科3類に受かるために必要なことなどを聞いた。みんかぶプレミアム特集「完全攻略・中学受験」第7回。
目次
不登校気味だった小学生時代…でも中学受験塾SAPIXには自ら通うことを希望した理由
実は小学校時代は、不登校気味だったんです。生活リズムが悪く、週に3日ほどしか学校に行けませんでした。授業を聞いていることもあまりできない、ダメな小学生でした。
ただ、好きなことにはのめり込んでいました。その中の一つが、算数です。当時の僕は、循環小数(小数点以下のある桁から先で同じ数字の列が無限に繰り返される小数のこと)が好きでした。親も算数のオタクだったので、ルート(√)の概念を教えてもらい、√2は循環小数なのか自分で考えてみたり、いろいろ自分で算数のことについて調べたりしていました。それが楽しかったんですね。
学校はサボりがちだったものの、塾には行っていました。1年生〜3年生までは公文に通い、4年生〜6年生までは中学受験塾のSAPIXに通いました。妹の方が先にSAPIXに通っていたのですが、塾でメダルをもらっていることを知って、それが羨ましくて「SAPIXに僕も入れて」と親にお願いしたんです。
最初はEクラスで入ったのですが、その後の振り分けテストで最上位クラスのアルファクラスに入り、その後、最後までアルファクラスにいました。
僕は最終的に開成に受かりましたが、同じクラスの半分くらいの子たちが開成に行きましたね。