「年50万円のアルバイトを」離婚した50歳女性が「人生100年時代」に一人で心穏やかに余生過ごすライフプラン…人気FP「お金相談」

子どもが自立したタイミングで離婚、そして独身のまま老後生活を迎える場合、生活費や介護費用、葬儀費用などを支払うための資金は、基本的に自分自身で準備することになります。では一体、老後までにいくらの資金を準備すべきなのでしょうか。今回ご紹介する相談は、娘が大学卒業をした後に離婚。「一人でも余裕のある老後生活を送りたい」という50歳女性、辰巳さんのケースになります。
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*ご相談が必ず回答されるとは限りません。編集部と深野さんが実際に回答する答えを選びます。
目次
定年後も働く必要があるとすれば、何歳までにどれくらいの収入を得たらよいのか
離婚はさほど珍しくはありませんが、仕事の状況によっては勢いで離婚するとその後の生活がままならないことがあります。ですが今回の相談者辰巳さんは、娘さんが大学を卒業された節目で離婚したものの、仕事を辞めるまで10年と時間があるため結果として将来に過度の不安とはならなかったようです。
辰巳さん、娘が大学卒業と区切りがついたのは良かったのですが、現在の金融資産の状況で100歳まで安心して老後を過ごすことができるのか?仮に自分が定年後も再雇用やパートで働く必要があるとすれば、何歳までにどれくらいの収入を得たらよいのかといったアドバイスを受けたいというご相談でした。
余剰金が年間138万円…多すぎることが判明
家計収支を試算しながら辰巳さんのご相談に以下のように回答しました。