堀江貴文「日本経済の未来は明るい。ただし条件があります…」日本が世界一の超電導に集中投資だ!石破ショックはなぜ起きた?

本稿で紹介している個別銘柄:古河電気工業(5801)、フジクラ(5803)、東陽テクニカ(8151)
8月に日経平均株価は暴落し、さらに石破新政権が誕生した週明け9月30日にも「石破ショック」と呼ばれる下落が起きた。相場の乱高下にどのように向き合えば良いのか。
実業家の堀江貴文氏は「相場に一喜一憂せずに、長期保有することが基本」と述べる。さらに「日本経済の未来は明るい」とも。今後、投資家はどのように構え、どんな分野に注目するべきなのか。堀江氏に聞いたーー。
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目次
日経平均株価暴落時には「株を売らない」が正解…堀江貴文「長期的な視点が必要」
ーー今年8月に日経平均株価が上昇し、個人投資家が狼狽売りをしたケースも見られましたが、株価が乱高下する局面では、個人投資家はどのように向き合うべきなのでしょうか。
基本的には、慌てて売らない方が良いのではないでしょうか。信用取引をしている方は別として、現物を保有している場合は、焦って売却する必要はなかったと思います。
今回の暴落は、自動売買システムが急速な下落に反応して大量の売り注文を出したことが原因とされています。その結果、売りが売りを呼び、最終的にはフラッシュクラッシュ(相場が瞬間的に急落する現象)のような状況を引き起こしました。
ーー前回のインタビュー(「堀江貴文「日本は経営者の世代交代が起こり、これから経済成長フェーズに入る」期待を込める2つの分野「一つは半導体、もう一つは…」)では、日本経済は長期的に見れば、経営者の世代交代が進み、それに伴って日経平均株価も上昇していくだろうという予測をされていました。
その通りです。ただし、そのような場合でも、一時的な下落は避けられません。今回のような局面は、まさに一時的な下落の典型です。しかも、リーマンショックのような大きな売り要因があったわけではないため、プロの投資家たちは絶好の買い場と見て、大量に買いを入れたようです。
今回の新NISAを利用して初めて投資を始めた方々の中には、少し痛い経験をされた方もいらっしゃるかもしれませんが、それも一つの学びとして捉えると良いのではないでしょうか。特に、信用取引を行っていた方は別として、長期的な視点が重要だと思います。
堀江貴文が期待を寄せている分野「超電導」とは何か
ーー前回のインタビューでは、超電導と半導体分野が今後成長するのではないかと予想されていましたが、改めて、その分野に期待を寄せている理由について詳しく教えてください。