じゅそうけん「東大・早慶で就職に強い最強サークルはここだ!」ゴールドマンサックスに入りまくれる東大の最強サークル

近年は就活の早期化が進み、4年間しかない大学生活のうち2年近くを就活に時間を割く学生も多いと言われている。
その是非は置いておくが、いくら早くから進めたとしても自分1人で成功できる類のものではなく、やはり重要なのが周りの環境だろう。
就活に強いとされる、東大や早慶など上位私大の中でも就活に強いとされるコミュニティは確実に存在する。
学歴活動家のじゅそうけん氏が、上位大に存在する「就活に強いコミュニティ」を紹介するーー。みんかぶプレミアム特集「名門校の真価」第1回。
目次
就活に強い早稲田大のサークルと言えば
「学生のうちから企業に対してなんらかの提案を行うというのは、今思っても貴重な経験でした」
そう語るのは、早稲田大学広告研究会のOBだ。
広告研究会は、早稲田祭運営スタッフ、放送研究会と並び「早稲田3大サークル」と呼ばれ、3学年で200名近くのサークルメンバーを抱えている。
今年で創立113年を迎えるなど歴史も長く、早稲田生で聞いたことがない学生の方が少ないのではないだろうか。
学生時代から企業への営業をガンガンやらされる
そんな本サークルだが、普段の活動では3つのチームに分かれるという。
1つ目は映像広告チーム。これはCMなど映像広告を作成するチームだ。
2つ目はグラフィック広告チーム。ポスターなど2次元広告を作成する。
3つ目は広告戦略チーム。これは、各企業などの人員誘致などマーケティング施策を考えるチームだ。
1年生の時に各々の希望で振り分けられるので、年によって人数はバラバラだという。
「私は広告戦略チームに属していました。活動の流れとしては、まずは渉外担当が企業に対して、『御社の商品や課題点を聞かせてもらって、うちのサークルで施策案など提案させてもらえないか』というような営業活動を行います。それで案件を獲得し、提案のコンペを行う形ですね。私の時は某ファミリーレストランチェーンや某大手新聞社、某アミューズメント施設などに対して施策の提案を行っていました」
上記の経験を聞くだけでも、学生のうちからビジネスの過程を経験できていることがわかるだろう。
意外にも広告代理店に就職する人は少ない理由
実際の就職先としては、代理店は少数で、各業界大手に散らばっていくという。
その理由を聞いてみると、
「サークルOBの電通、博報堂などに行った人がワークショップなどを開いてくれるのですが、そこで優勝する人と自分のレベルの差を痛感しました。もちろんそこで自信をつけてバリバリ代理店で働く人もいますが、1つ見切りをつけて全く関係ない道に進む人も多くいます」と教えてくれた。
しかし、見切りをつけた人であっても本サークルでの経験を活かし就活で成功するケースも多いのだとか。
学生時代から企業との接点をもつ経験を積み、自分の将来を考えることに繋がる。
就活に強い、と言われるのも納得のサークルだろう。
あの慶應大の中でも特に「就職に強い」と言われている最強サークル
続いて、慶應義塾大学の就活に強いと言われているサークルに「経済新人会」がある。