こんな銘柄は積立に不向き!投資信託の特徴を踏まえて解説

みんかぶ編集室
積立に不向きな銘柄アイキャッチ画像

手間や時間をかけずに初心者でも安定的な資産形成ができると人気の投資信託の積立投資。

投資のプロであるファンドマネージャーに運用をお任せできる投資信託ですが、投資する商品を選ぶのは自分しかできません。数ある投資信託の中から、長期にわたって積み立てていく商品を選ぶのは非常に重要なステップだといえます。

しかし、投資信託の中にも、積立投資に向いていない商品も存在します。

本記事では投信積立の特徴を抑えたうえで、積立投資に向いている銘柄および向いていない銘柄を解説していきます。

投資信託で資産形成を考えているという方は、是非参考にしてみてください。

目次

投信積立で長期的な資産形成を目指そう

まずは、投信積立の特徴を見ていきましょう。

手間をかけずに資産形成

隙間時間に資産形成ファーストビュー

投資というと株価や為替の変動を常に把握する必要があり、手間がかかるというイメージを持っている方もいるかもしれません。

しかし、投信積立では短期的な株式やFX(外国為替取引)の取引のように値動きを頻繁に追う必要がありません。積立投資は長期的な視点で行うものなので、短期的な値動きに一喜一憂する必要がなく、運用の手間やストレスが少ないといえます。

また、設定した金額を自動で積立することもでき、わざわざ自分で買付をする必要がないため、手軽に積立を続けることができます。

とはいえ、積立を開始してから全てほったらかしにしておいて良いということではありません。頻繁に値動きを確認する必要はありませんが、月に1度くらいは月次レポートを確認して、相場観を養っていくようにしましょう。そうすることで、自身で長期的な運用計画も立てやすくなってきます。

少額投資は長期での運用が基本

投資というと元手として大金が必要になり、ハードルが高いというイメージを持っている方もいるかもしれませんが、投信積立では少額から気軽に投資を始めることができます。多くのネット証券では最低100円から積立投資ができ、初心者の方やまとまった資金がない方でも始めやすくなっています。

一方で、少額投資では短期的に大きな利益を得ることは期待できません。そのため、長期的にコツコツと積立していくことが大切になります。今現在は投資に回せるまとまった資金がなくても、長期的に積立を続けていけば元本も大きくなっていき、期待できるリターンも大きくなります

投信積立ならリスクを抑えられる

投信積立ならリスクを抑えられるファーストビュー

投資においてリスクを抑えることは非常に大切です。投資をすれば必ずしもリターンが得られるというわけではなく、不測の事態などで損失が発生することもあります。そのため、できるだけリスクを抑えた運用を心がけることが重要になります。

投信積立なら簡単にリスクを抑えた運用ができます。投資対象の分散投資タイミングの分散することで、リスクを軽減することができます。それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

投資信託は分散投資

リスクを抑える方法の1つとして分散投資があります。

分散投資とは複数の銘柄に投資をすることで、リスクを軽減することを言います。たとえ1つの銘柄が大きく値下がりしたとしても、複数の銘柄に分散投資していれば、全体としてその影響を小さくすることができます。

ただし、実際に自分で複数の銘柄を買い付けるにはまとまった資金が必要になり、銘柄を選定する手間もかかります。しかし、投資信託では簡単に分散投資することができます。投資信託では複数の銘柄を少しづつ保有しているため、投資信託に投資をするだけで分散投資の効果が得られ、リスクを抑えることができます

ドルコスト平均法

分散投資とは別にリスクを抑える方法としてドルコスト平均法があります。

ドルコスト平均法とは元手資金を一度に投資せず、資金を分割して一定金額を定期的に買い付けていくことで、平均買付単価を抑える方法です。

投資信託などの金融商品の基準価格は常に変動するため、時間を分散してリスクを平均化することが重要です。

ドルコスト平均法では基準価格が高い時は少なく、低いときは多く買い付けることができるため、一度に購入する時より高値で買い付けてしまうリスクを軽減できます。

積立投資を行う際には、定期的に決まった口数を購入するのではなく、決まった額を積立するようにしましょう。

また、積立金額を減らしてしまうと、この効果が充分に得られないため積立金額はできるだけ減らさないようにしましょう

投信積立に向いてる銘柄・向いていない銘柄

最後は投信積立に向いている銘柄および向いていない銘柄について解説していきます。

投資信託の分類方法はいくつかありますが、運用方針の違いで「インデックスファンド」と「アクティブファンド」に分けることができます。

インデックスファンド

インデックスファンドとは、株価指数と同じ値動きを目指して運用する投資信託のことをいいます。株価指数とは特定の取引所や業種における株価の動きを表すものです。代表的なものに日経平均株価やNYダウなどがあり、そのような市場全体の動きを表す指数に連動して動くインデックスファンドが多くあります。

アクティブファンド

アクティブファンドとは、市場平均よりも高いリターンを得ることを目指して運用する投資信託のことをいいます。インデックスファンドが市場の指標と同程度のリターンを目指しているのに対して、アクティブファンドはファンドマネージャーが市場平均よりも高いリターンを得ることを目指して投資対象や投資割合を決定します。

投信積立に向いてる銘柄

投信積立に向いている銘柄の画像

初心者の方に始めやすいのはインデックスファンドでしょう。ニュースで日経平均株価やNYダウなどの株価指数を聞いたことがある方も多いと思います。とりあえず始めてみるという方は、そのような身近な指数に連動して動くインデックスファンドが向いているといえます。

また、長期的に運用を行うという方にはアクティブファンドがおすすめできます。

アクティブファンドは市場平均よりも高いリターンを狙うため、運用途中に大きく下げる可能性があっても、長期的に保有していれば大きく伸びる可能性があります。

投信積立に向いていない銘柄

投信積立に不向きな銘柄の画像

それでは、一体どのようなファンドが積立に向いてないのでしょうか。

以下のようなファンドは積立に向いていないといえます。

  • 右肩下がりになるファンド
  • インドなどの新興国のファンド

それぞれについて解説していきます。

右肩下がりになるファンド

前述したインデックスファンドであっても、アクティブファンドであっても長期的に右肩下がりになるファンドは積立に向いていません。

短期的に値上がりしていても、それがずっと続くとは限らないので、長期的な視点で価格が下落しているファンドは避けた方が良いといえます。

インドなどの新興国のファンド

新興国ファンドは先進国ファンドと比較してリスクが高い傾向にあります。

そのため、なんとなく成長しそうというイメージだけで新興国ファンドを選ぶのは良くないでしょう。長期的な積立投資で考えるなら、リスクの高い賭けは避けましょう

まとめ

いかがでしたでしょうか。

投信積立に向いている商品及び向いていない商品が、どのようなものかが分かっていただけたかと思います。

積立投資は長い時間をかけてコツコツと行うものなので、どのような商品に投資するかは重要な決断になります。

本記事を参考にして、積立投信の投資先の選定に役立ててください。

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