家賃が払えない…広告収入は1/10、“YouTuberはもう稼げない”の真相「クリック率は上がってるのに収益下がる」地獄
依然として、小学生がなりたい職業1位はユーチューバーだ。「進研ゼミ小学講座」が実施した「2022年の出来事や将来に関する小学生の意識調査」によれば、調査を開始した2020年から3年連続で、ユーチューバーが「小学生がなりたい職業」1位を獲得したという。
しかし最近「トップユーチューバー」とも称されるユーチューバーの多くが収益低下を次々と告白し、話題になっている。実際のところはどうなのか。
ラファエル、ぷろたんなどトップユーチューバーたちが相次ぎ収益激減を告白
人気ユーチューバー・ラファエルが、『令和の虎CHANNEL』にゲスト出演した際の以下の発言が話題を呼んでいる。
「ユーチューバーという、YouTubeで収益を上げて稼ぐというビジネスモデルはいずれ終わると思っています。広告収入は10分の1ぐらいになっています」
ラファエルはかつて、フェラーリやランボルギーニなどの超高級車を次々と購入する動画で人気を博した、いわゆる「金持ちユーチューバー」の代名詞的な存在でもある。2023年2月現在でもチャンネル登録者数179万人を誇る上位層のユーチューバーでもあるラファエルがこのような告白をしたことは、業界に衝撃を与えた。
2月11日「今の家賃を払いきれなくなったので引っ越します。」という動画の中でラファエルは、再度、自身の収益低下について詳しく話した。
「今の家賃を払いきれなくなったので東京を離れようと思います。ここ(YouTube撮影をしている場所)の家賃、本来なら120〜130はしますが、ちょっと安く済ませてもらってます。もう1つの家が広くて、月に140万円ほど支払っています。ここも合わせると、月に300万円位払っていました」