高卒からイキなり有名院卒に…面接のみで入れる超「穴場」大学院リスト25”どうして私が東大、京大、早慶に”

「学歴など関係ない」など言われても、やっぱり自分の学歴が気になってしまう。人間とはコンプレックスを抱えて生きる動物だ。しかし大学院であれば東大、京大、早慶の肩書きが簡単に手に入ってしまう。プレミアム特集「人生大逆転の学び直し大全」第2回は、大学院受験予備校講師の赤田達也氏が解説する――。
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大学院を目指す社会人…多くの理由は「学歴コンプ」解消
大学院を目指す社会人に志望理由を聞くと、多くの人は「知識を得たい」「人生の選択肢を増やしたい」と答えます。この回答に間違いはないでしょうが、本音はまた別にあります。例えば、会社によっては、所謂(いわゆる)低学歴だと出世に響くと聞きます。また、超有名進学高校に通ったのに大学受験はうまくいかず、そのことを「親にネチネチ言われ続けるのが嫌だった」「同窓会に顔を出しにくい」という人もいました。女性の方で、高学歴の婚約者の実家から「学歴を釣り合わせてほしい」と言われたという方も……。もちろん本当に興味ある分野を深く学びたいという人もいます。
いずれにせよ、一番多くみられるのは「コンプレックス」の解消です。履歴書などに学歴を書くのが嫌だ、婚活でなかなか出身校を言い出せないなど、学歴コンプレックスとは根深いものです。そして、その苦しみは本人にしかわかりません。そういった人たちをあざ笑う人もいますが、私はコンプレックスを抱えることは人間らしくていいと思います。
学歴ロンダリングは、ずるいという批判もありますが、アメリカでは当たり前のことです。オバマ大統領は、オクシデンタル大学からコロンビア大学の3年に編入し、その後、ハーバード大学大学院を修了してブランディングにつながったと思います。ちなみにオバマの父は、ハワイ大学からハーバード大学大学院修了です。最近では投資家さんからの相談も増えていますね。
桑田もロンブー田村も高卒なのに、なぜ大学院に行けた
学歴ロンダリングは「学歴の美容整形」のようなものと言えるかもしれません。美容整形をして、心も一新され、人生が変わる人もいます。大学院進学によって人生をより前向きに歩めるなら、それも大切な意義だと思いますし、人生をリスタートするいいタイミングにもなります。私が今まで受験指導した芸能人、政治家、経営者など多様な人たちがニュースで取り上げられるのを見るたびに、学歴をよくしたことで社会での活躍の場が広がってよかったですね、と思わされます。