30秒の眼球運動、笑顔で勉強…「絶対に忘れない勉強法」明大教授が伝授!あなたの脳をコントロールする3のハック術
「勉強しなくちゃいけないのに」-。そんな焦りを抱えながら、スマートフォンを片手に時間を潰してしまう人は数多い。リスキリングの重要性が叫ばれる中、“弱い”人間が勉強するにはどうすればいいのか。プレミアム特集「人生が激変!最強の学び直し」第3かでは、『世界最先端の研究が導き出した、「すぐやる」超習慣』(クロスメディア・パブリッシング)、『絶対忘れない勉強法』(アスコム)などの著書を持つ明治大教授の堀田秀吾氏に、脳をコントロールして机に向かうためのポイントをうかがった。
目次
なぜ学び直しはあなたの脳にとっても重要なのか
「学び直し」という行為は、脳にとっても重要だと言えます。たとえば外国語を学んでいると、脳の中で日本語を使うときとは異なる分野が活性化されるため、認知症になりにくいと言われています。私は、勉強も投資の一つだと考えています。投資しないとゲインは得られません。負荷がかかるからこそ、得られるものはたくさんあります。
ただし、「忙しくて学びの時間を確保することが難しい」と考えている人はとても多い。人間は、置かれている状況で最善の妥協をする生き物です。なんだかんだ理由を付けて「やらない理由」を探してしまう言い訳の天才。私だってその一人です。人間は弱い生き物なんです。自分を過信することも卑下することもなく、まずはその事実を認識することが不可欠だと思います。
「やる気スイッチ」は幻想 …モチベーションを無理やりあげる方法
よく「やる気が出るのを待つ」と言う人もいますが、その時点で大きな間違いです。やる気は自分でコントロールするもの。「やる気スイッチ」のような便利なものは、残念ながらこの世に存在しません。あるのはエンジンだけです。無理やりにでも勉強を始めて、自分自身で「やる気エンジン」をかけることが重要なのです。