泥沼の「ダブルPTA不倫」の顛末と衝撃の慰謝料…娘の小学校で同級生と再会

隣の芝生が青く見えるように、他人の夫や妻が眩(まぶ)しく見えることもあるもの。まさに、そんな体験をしたのが、中村あかりさん(仮名・38)。
あかりさんは、娘の同級生の父親と不倫関係に。禁断の愛を育み続け、家庭は崩壊。あかりさんは思わぬ代償を負った。
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かつて恋心を抱いていた同級生とPTA役員になった
なんで、こんな男と結婚してしまったんだろう――。娘の奈緒子さんが生まれてから、夫・康さんに対して、そんな不満が募るようになった、あかりさん。SNSで日々、旦那の愚痴を綴(つづ)ることだけがストレス発散法だった。
「夫は家事や育児を、全部私に任せきり。機嫌がいい時だけ、娘と遊びます。たまに仕事から早く帰ってきても、家事を手伝うわけでもなく、スマホでゲーム。共働きだったので、私も疲れて帰ってきているのに…と、不満が募っていきました」
離婚したい。でも、私のお金だけでは娘を育てていけないだろう。そう思ったため、あかりさんは「夫はいないもの」として考え、ワンオペで家事と育児をこなした。
そんなある日、娘が通う小学校のPTA役員に選ばれてしまう。これ以上、負担がのしかかる生活に耐えられるだろうかと、あかりさんは不安に。その気持ちを包み込んでくれたのが、同じくPTA役員に選ばれた鈴木光太郎さん(仮名・38)だった。
実は、光太郎さんとあかりさんは同じ小中学校に通っていた、同級生。学生時代、あかりさんは、社交的な光太郎さんに恋心を抱いていたこともあった。
光太郎さんはあかりさんに対して「まさか、同級生とPTA役員を一緒にすることになるなんて! 大変だけど、協力していこうな」と声をかけてくれたそう。
「光太郎くんは昔も、そんな風にスクールカーストの底辺にいた私に優しく声をかけてくれていました。その時のことが思い出されて、年柄もなく、ときめいてしまいました」