今回も「やはり、あそこか」…誹謗中傷の震源地、私たちの心を踏みにじる正体(前)

目次
声を上げなければ
「私はアンチがそういう誹謗中傷の依頼をやっているとは思いませんね。そのアンチが喜ぶから、アクセスが上って広告収入が見込めるからこそ金を払って依頼する連中がいる」
東京・新宿区の編集プロダクション、60代経営者の意見。彼の事務所はいわゆるゲームやアニメ関連を中心に出版社やウェブメディアの下請けをこなす昔ながらの編プロだが、そうした連中は何年も前から、それこそコロナ禍以前から業界周辺で見てきたと話す。
「文字単価1文字1円とかそれにも満たない額で、ライターもどきのその辺の人が小遣い稼ぎに引き受ける、その対象に興味があるとかないとか以前に、ただ単にはした金で社会に害悪を撒き散らしている、まさに社会の害悪だと思います」