花言葉は「希望」、そして「前へ」・・・「羽生結弦 notte stellata 2026」私たちの春が、来る。(1)

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羽生結弦とガーベラといえば「花は咲く」
星空いっぱいのガーベラと、羽生結弦ーー「羽生結弦 notte stellata 2026」。
ガーベラの花言葉は「希望」、そして「前へ」。
他にも「神秘」「美」「純潔」「忍耐」「優しさ」とされる。花言葉は色によって様々だが、日本ではガーベラ、比較的新しい花で「花車」とも呼ばれ大正時代に入ってきた。
季語としては仲夏(夏の真ん中くらい)であるが、実際には花束の需要によりハウス栽培で一年中見ることができる。
ガーベラの炎のごとし海を見たし 加藤秋邨
ガーベラの首を両手で持ちあげておまえ一番好きなのは誰 俵万智
俳句であれ短歌であれ、日本では比較的新しい季語とあってかガーベラは20世紀以降の俳人、歌人に限られる。
ガーベラ、最近で言えばやはりアニメ『映画 チェンソーマン レゼ編』か。対照的な白と赤のガーベラが印象的な使われ方をしている。どちらも一本のガーベラなので花言葉は一本に限れば「一目惚れ」となる。ちなみに白いガーベラは「期待」、赤いガーベラは「情熱」ともされる(諸説あり)。
羽生結弦とガーベラといえば「花は咲く」か。東日本大震災復興ソングであり競技会時代のエキシビションプログラムとして言うまでもないだろう。「君のために」もまた当時話題となった。
ガーベラの色は鮮烈かつ華やかだが、だからこその人の投影が幾人分もあるように思う。花言葉の多さもそうした印象からのものだろう。色彩と姿をそのまま受け取る者、その裏を見出す者、人によって花言葉が変わる。
白いガーベラは平和の象徴ともされる。つまるところガーベラはそれこそ、たくさんの言葉に満ちているということになる。言葉=心としてもいいだろう。
そのたくさんに囲まれた羽生結弦。星々と、花々とーーnotteにふさわしい、今回も本当に素晴らしいコンセプトフォトだと思う。