「陰キャ就活生」でも逆転できる。SIer・コンサル・金融に内定!「変えるべきもの・変えなくていいもの」とは何か
春を迎え、4月の就活戦線はいよいよ本格化する。「今からでは大手企業は無理ではないか」「出遅れてしまった」と焦りを感じる就活生は少なくない。だが、そんな不安を一掃するのが、Xで就活の失敗談を中心に発信するヨゴワール氏だ。高学歴ながら就職浪人を選び、戦略的に大手SIerやコンサルなどへの内定を勝ち取った同氏は、「戦略さえ間違えなければ、4月からでも大逆転は可能だ」と断言する。
本稿では、感情や運任せではなく、最短ルートで内定を掴むための具体的な方法を同氏が徹底解説。偏差値や学歴に頼らず、ロジックで勝率を最大化させるための、現実的かつ実践的な戦略の全貌を語っていただいた。全6回の第6回。
※この記事は、みんかぶプレミアム連載「27卒就活、これだけやればうまくいく――逆転内定の勝ち取り方」の一部です。
目次
学歴の壁を越える。業界ごとの「求められる能力」を見極めろ
私は2年間の就職活動の中で、最終的に100社近くの選考を受け、大手SIer(IT)、総合コンサルティングファーム、金融機関、そしてベンチャー企業という4つの業界からそれぞれ1社ずつ、計4社の内定を獲得することができました。
これらはベンチャーを除けば数百人規模、IT業界であれば600〜700人という規模で「大量採用」を行っている企業も多く存在する業界です。総合商社や総合デベロッパーといった超難関企業には手が届きませんでしたが、大量採用業界であれば、学歴的に不利な学生であっても十分に内定を勝ち取れるチャンスは残されています。
複数の業界の選考を突破して実感したのは、「業界が変わっても、自分自身の根本的な軸となるガクチカ(学生時代に力を入れたこと)は変える必要がない」ということです。どの業界も結局は「対人折衝」がベースにあるため、私のサークルでのエピソードから伝わる性格や価値観はそのままどの企業にも通用しました(もちろん業界によってエピソードの切り抜き方を工夫する必要はあります)。変えなければならないのは、OB訪問や企業情報ノートを活用した「業界研究」に基づき、志望動機をそれぞれの企業に合わせて作り込むことだけなのです。
IT未経験でもSIerは受かる。「等身大のアピール」で大量採用枠を狙え
私が内定を獲得した業界の一つである「大手SIer」の面接において、特段「これが劇的に刺さった」という魔法のような回答は正直ありません。
私はITに関して完全に未経験でしたから、面接の場で「私はこんなにITに詳しいです」と背伸びをしたアピールをすることは、絶対にしてはいけない地雷だと認識していました。プロの面接官を前にして付け焼き刃の知識を披露しても、すぐに見透かされてマイナス評価に繋がってしまうからです。
だからこそ、SIerの面接においては「ITは未経験ですが、御社のこういう事業に魅力を感じており、入社後に泥臭く勉強して頑張っていきます」という、等身大で素直なアピールに終始しました。企業の事業内容をしっかりと調べた上で、自分がどう貢献できるかを淡々と論理的に伝える。SIerのように採用枠が多い企業では、奇をてらうのではなく、こうしたオーソドックスで減点されない面接を行うことが内定への近道となります。