早稲田大の後輩に「私は開成高校なので」とマウントする、2浪岸田総理の「自分のなさ」に日本絶望

舌鋒鋭い筆致で政治家から文化人、タレントまで多くの人を斬ってきた辛口評論家・佐高信氏。同氏に今回、岸田首相の評価について筆を執ってもらったが、例に漏れず「岸田は骨のない軟体動物だ」と容赦ない。
かわいい早稲田の後輩に岸田首相「俺は開成高校出身だから一緒にするな」
早稲田大学法学部出身の朝日新聞の記者が岸田と会って、自己紹介がわりに「自分は早大法学部の後輩だ」と挨拶したら、岸田は「私は開成高校なので」と返したという。
岸田のアタマは高校で止まっているのか。『ZAITEN』2023年1月号の「佐高信の賛否両論」に登場してもらったラサール石井にその話をしたら彼は「イヤミな人だなぁ」と笑い、こう続けた。
「嘘でも『後輩かぁ、嬉しいね』と言えばいいのに。ただ、あの岸田さんの顔にちょっと騙(だま)されそうになりますよね。真面目で仕事のできる経理課長みたいな感じ。ちょっとはアレかなって思うんだけど、実は全然そうじゃない。むしろ能力が低いかもしれない。それが怖いですね」
岸田に「イヤミ」という自覚はないだろう。ラサール石井流に言えば、イヤミはある程度「能力」のある人間にしか言えない。
岸田首相のような世襲議員は、その存在は許されても、行動は許されない
先日、日本のメディアは北朝鮮の金正恩がICBMの発射現場に娘を同行したことを皮肉った。息子を公設秘書にした岸田は、それが自分と同じだと気づくことはないだろう。