元年収320万円清掃会社勤務の5億円投資家…「池袋を散歩すると投資先が見つかる」驚愕の投資マイルールと注目銘柄15

みんかぶプレミアム特集「株で爆速1億円と最強日本株58」第5回は、投資家のwww9945さんが語る。年収320万円で入社した清掃会社では21年間の勤務を経てまさかの年収減、退職金はたったの53万円。それでも退職までに2.3億円の資産を築き、現在は5.7億円まで増やした投資家のwww9945さん。情報収集として最も重視するのは「街歩き」だという。億り人が実践する「投資家の歩き方」を紹介する。
本稿で紹介している個別銘柄:東映アニメーション(4816)、バンダイナムコホールディングス(7832)、タカラトミー(7867)、ハピネット(7552)、スクウェア・エニックス・ホールディングス(9684)、カプコン(9697)、コナミグループ(9766)、ソニーグループ(6758)、アコム(8572)、ゲオホールディングス(2681)、ジモティー(7082)、ブックオフグループホールディングス(9278)、パルグループHD(2726)、永谷園ホールディングス(2899)、紀文食品(2933)、西本Wismettacホールディングス(9260)
目次
情報収集は四季報を読むより池袋を散歩したほうが早い
私の投資スタイルはとてもシンプルです。値上がりのストーリーを描ける銘柄を中長期で保有するというものです。ストーリーを見つけるために定期的に行うのが街歩きです。
場所は決まって池袋で、街の変化を観察します。池袋である理由は3つあります。1つ目は、埼玉県民にとって東京への玄関口であること。池袋は集まる人やビジネスが良い意味で平均的なので、社会の変化をより正確に反映している街と言えます。2つ目は、街の特色が強すぎないことです。たとえば「若者の街」である渋谷は流行に左右されますが、雑多な街である池袋は特定のイメージが先行することはありません。リアルな経済を反映しやすい街だと考えています。3つ目は、新陳代謝が激しい点です。常に変化しており、リアルタイムに近い形で経済を反映しており、そのスピードは会社四季報よりも早いと言っていいでしょう。
散歩の頻度は月に1〜2回ほどで毎回1時間から2時間くらい歩くだけ。しかし、その短い間だけでも流行り廃りをたくさん発見することができます。その変化の中から次に来るテーマを見つけて、銘柄選びに繋げています。私くらい熟練すると、新しい店を見つけたときに前のお店を思い出すことができます。先日も新しくできたスマホの修理・買取の店が元々加熱式タバコの販売店だったことを覚えていました。ただ漫然と歩いているだけではダメで、変化を捉えるように集中して歩かなければなりません。
すごいぞ!「池袋銘柄」の秘密
他にも池袋の名所であるサンシャインシティには、100円ショップのダイソーとパルグループHD(2726)が運営する300円ショップのスリーコインズが入っています。より単価が高いスリーコインズのほうがお客さんが多かったので投資したところ、大きな利益を上げることができました。知り合いの女性が、300円の物を買うつもりがなぜか1000円の物を買ってしまうと言っていたことも参考になりました。